豊洲市場の地下水調査で有害物質が検出、これが真実であるから小池知事はここを捨て別に新設すべきである

 東京都の豊洲市場江東区)の地下水調査で、環境基準を大幅に超える有害物質が検出され、関係者に衝撃が走った。
 報告を受けた専門家会議のメンバーは、想定外の事態に「なぜ」と驚きの声を漏らした。小池百合子知事は「数値はかなり疑義がある」と指摘し、市場業者も「都は信頼できない」と憤慨。総額6000億円のビッグプロジェクトの道筋に黄色信号がともった。
 築地市場中央区)の講堂で開かれた14日の専門家会議。傍聴していた業者らに調査結果の報告書が配布されると、これまでとは桁違いの数値に会場はどよめきに包まれた。
 都の担当者は、激変したデータが「暫定値」であることを強調。平田健正座長は「どう評価していいのか、戸惑ってしまう」。
 会議のメンバーによると、考えられる可能性は大きく分けて二つあるという。一つは、9回目の採水が行われる直前に稼働した地下水排水システムの影響だ。稼働に伴い地下水が移動し、数値が上昇したという見立てだが、平田座長は「それならば、排水の数値も高いはずだ」と話す。
 もう一つは、採水方法のミスといった人為的な要因だ。今回は、18回目とは別の民間機関が担当。このため調査手法などを確認するとともに、今後は都環境科学研究所と民間機関2社で実施することにした。
 傍聴していた築地市場協会の伊藤裕康会長は「大変驚き、がっかりした」と動揺を隠せず、「早く実態をつかみ、包み隠さずにしてほしい」と要請。仲卸の男性は「(過去のデータに)改ざんがあったと疑われても、しょうがない」といぶかった。
 「都議会がこれまでどういう審議をしてきたのかも問われる」。小池氏は移転を推進してきた最大会派の自民党に矛先を向け、今夏の都議選での争点化は「避けられないのではないか」との見方を示した。
 
 
これ『豊洲移転に黄信号=「桁違い」検出に衝撃―小池氏は疑義、業者憤慨』と題した時事通信 1/14() 21:26の配信記事である。
 
 
これは今回の検査結果が「桁違い」に多い訳では無く、当然の数値である。今までの検査結果の方がおかしかったのである。と私は考える。何故なら当初の東京ガスの時代から環境基準に適さないのではと言われ続けて来たのに、石原元都知事の築地視察で「築地は汚いな」の一言に、豊洲移転が計画されていた状況に拍車を掛け、尚且つ、破格の値段(実際は環境汚染対策費用の盛り土を負担してないからかなり高価)と言われた東京ガス所有地、に石原元都知事の腹心の副知事が強引に決めた経緯を考えれば、環境基準値に収まった前回の検査値がおかしく、完成してしまった豊洲市場に懸念を持たれないように考えた東京都庁側の捏造ではと私は考えている。だってあれ程の危険地で環境汚染値でない方がおかしいのである。ほとぼり冷めたからか、あるいは民間の測定会社に頼んだからかハッキリは言えないが今度の数値がまともな値だと私は考える。結論的には小池都知事はこの完成した豊洲市場を諦め、再度この近くの2020年五輪選手村予定地に築地の代替施設を造るべきと進言したい。食料を扱う市場である。こんな汚染値に造る事は出来ない筈である。どうせ選手村は作らなければならないし、その予算もあるだろう。そして6,600億円かかったこの施設は選手村に改造すべきである。毎年5兆円もの税収のある東京都だ、考える余地はあると思う。そしてそのために余計かかった費用は、石原元都知事に払ってもらう。余りの多額だが、都知事の仕事ほとんどしてないからその報酬返還と、現在所有してる資産を没収して払ってもらい、共同責任である、都幹部と都職員に一生をかけて償ってもらう。そして石原元都知事にはそれでも足りないから、東京都には告訴をお願いし、有罪にもって行くよう努力をお願いしたい。
私はそこまで東京都には権限無いようであるが、冗談じゃ無い。東京都の5兆円の税収の中には、東京にある大手企業の本社が集中して、我々地方の営業所や支店での利益の積み上げだし、事建設事業に限ればゼネコンに一滴も絞る事出来ない位絞られた我々下請けのいわばご奉仕経費も含まれ、間接的には我々が払ったも同然の金も入ってるから我々にも権限が存在するからだ。