石破茂地方創生相、「1億総活躍」について批判か?反対ならどうして声高に向かって言わないのか?

石破茂地方創生相は9日午前の記者会見で、安倍晋三首相の掲げる「1億総活躍」について「最近になって突如として登場した概念だ。国民の方々には『何のことでございましょうか?』という戸惑いみたいなものが、まったくないとは思っていない」と語った。
 
 石破氏はまた、「事項をずらずら並べるだけでなく、これがどうなって1億総活躍になるのか。国民に理解してもらえるように(加藤勝信・1億総活躍担当相と)連携をとっていきたい」とも述べた。
 
 
これ『1億総活躍の名称「突如登場、国民に戸惑いも」石破氏』と題した朝日デジタル1091341分の報道記事である。
 
 この記事を前後に分ければ、差し詰め前は批判で、後はまずいから今後の抱負として繕っただけなのだろう。と言う事はどうしてもこの人は安倍首相に何か言いたいのだろう。つまりはポスト安倍の存在感を持続させたい表れなのでもあろう。私はこのブログで言った事あるが、権力と言うものは待つのではなく、奪い取るものと言った筈である。権力を窺(うかが)う者は少しでも禅定に気持ちが傾いたら負けである。この石破さんは正に今禅定に期待してる。だから後の記事のようにとってつけたような言い方になってしまう。だったらどうして真正面から反論しないのだろうか。政治は反論してこそその存在感は増すのに。これでは石破さん戦う前に終わったも同然である。何故ならこう言う者には子分はついていかないからである。他人事(ひとごと)に言うクセのある言い方がこの人の弱点だ。恐らくこのような御仁には、当の安倍さん気にも掛けず、「ヘ」とも思ってないだろう。目に見えるようである。何せ最近の政治屋スケールが小っちゃくなったものだ。