「イスラム国」人質事件の原因は「安倍首相のカイロ演説」にありと池上彰氏が指摘

26日放送の「ここがポイント!!池上彰解説塾」(テレビ朝日系)で、池上彰氏が「イスラム国」日本人人質事件の原因について触れる一幕があった。
番組では、過激派組織「イスラム国」とみられる武装グループが日本人2名を人質に取った事件を特集。
事件の大きな原因として、池上氏は「安倍総理大臣のカイロでの演説がイスラム国を怒らせたという説もあるんですね」とまず指摘した。
安倍晋三首相は17日、エジプト・カイロで中東情勢の安定化に関する演説をしており、その中で「『イスラム国』と闘う周辺各国に総額で2億ドル程度、支援をお約束します」と宣言していたのだ。
安倍首相にとって、この「2億ドル」はあくまで人道支援のために提供するものだ。しかし、池上氏の話によると、「イスラム国」側の見方は異なるという。
池上氏は「イスラム国と戦う国に支援をするということは、日本もイスラム国の敵だなと。そういうふうに(「イスラム国」が)受け止めた」と解説。
さらに、池上氏は「イスラム国に共鳴する過激派というのは世界あちこちにいるわけですね。そうすると、海外にいる日本人が狙われるかもしれない、その危険性が前よりは高まったということもいえるでしょう」と話し、警鐘を鳴らしていた。

これ『池上彰氏、「イスラム国」日本人人質事件の原因に「安倍首相のカイロ演説」がある可能性を指摘』と題した2015年1月27日 16時49分 ライブドアトピックニュースの報道である。

 今回の「イスラム国」人質事件は比較的友好的な日本との関係を、安倍首相が寝た子を起こしたようなものであり、私はこの池上彰氏のこの説に同感である。安倍首相が言うようにこの金「2億ドル」が人道的であろうが無かろうが関係なく、彼らの敵国に援助したと言う事であり、彼らの怒りは最高潮に達したからこそこういう事が起こったと言う事である。大局的に見ればテロを撲滅するために、あるいは世界平和のために今回安倍首相がとった「2億ドル」支援を非難する方がおかしいとした意見もあるが、必ずしもそれは適切ではないと私は思う。何故なら、わざわざ会見を開いてまでそれを言う必要はなかったと言う事である。それは何の事無い一国の宰相が全世界に発したと見せたいがための政治屋としての手柄を公にしたいがための手法となるからである。選挙時に、あの施設は私が、あの橋や道路は私が造ったと言う類と同じだからである。何もテロ軍団「イスラム国」を怒らす事は無かったのである。人道支援は致しますと当事国だけのサシの話でも良かったのである。そう言えば外交ルールを知らないヤツだと非難する輩も居るだろうが、私はこの事によって、今後外国に居る邦人や、我国の中心の東京駅や新宿駅の主要地点での自爆テロがもはや現実となった事の方が怖いのである。そうならない保証はどこにも無くなったのである。今回の「安倍首相のカイロ演説」はそう言う意味を持つと言う事、当の安倍首相と官邸と政権与党は理解してるのか。もしかしたらそう言う主要地点で安倍首相や官邸や政権与党の皆さんの身内がその自爆テロに襲われるかも知れないと言う事でもある。その事によって不特定の第三者の日本国民が犠牲になった場合の責任を、安倍首相や官邸や政権与党の皆さんとれるのか。それを聞きたいものである。起こってからでは遅いのである。でもサイは振られてしまったのである。そこのところを良く考えた方が良い。そこまで考えて安倍首相さんやったのか。唯いい気になって誇る気持ちでやったとしか私には見えない。またそうなった場合その人間を選んだのも日本国民だと言う事を肝に命じるべきだ。