内閣府が全柔連上村春樹会長に辞任要求だと、これはおかしや、じゃぁ相撲協会には言わないのか

 公益法人の資格を審査する内閣府は23日、暴力行為や助成金問題など不祥事が続いた公益財団法人・全日本柔道連盟全柔連)に対して、組織の抜本的な刷新を求める是正勧告を行い、上村春樹会長(62)の辞任を事実上求めた。
 2008年の新法人制度移行後、公益認定法に基づく勧告は初めて。全柔連は8月末日を期限に、執行部、理事会、評議員会など組織全体の解体的な出直しを迫られる。上村会長は「勧告は真摯しんしに受け止める」としたが、辞任の時期は改革、改善に道筋をつけた後の10月がメドと従来の主張を繰り返した。
 勧告は、内閣府の公益認定等委員会(山下徹委員長=NTTデータ取締役相談役)が要請したもので、稲田行政改革相が上村会長を内閣府に呼び、安倍首相名の勧告書を手渡した。
 

これ「全柔連会長に辞任要求、組織刷新を勧告…内閣府」との読売新聞7月24日03時02分の報道だ。
 

 私はこの記事を見て、直ぐにじゃぁ相撲協会はどうなのと思った。
 柔道と相撲どちらも国技であるが、柔道は今や国技を通り越して、メジャーなスポーツとなっている。だからなのかと思ってもまだおかしい。どちらも国の補助金渡っているが、柔道はアマに近く、相撲は完全にプロである。だったら言うまでも無く相撲のほうに厳しくあるべきと私は思うのだが。だから柔道に甘くてもと言ってる訳では無い。あくまでも相対的にと言う意味である。
 思うに相撲は八百長問題で最高裁まで行った問題である。結果的に司法は八百長は無かったと判断(あくまでも灰色判断)した訳だが、これは国技としての相撲の崩壊を恐れての判断だったと思う。だからこそ国民向けに灰色判断した訳である。実際私の姉の同級生(大相撲の三役まで行った)の話だから間違いないのである。誰が見ても大相撲は八百長だらけである。建設談合は数社でやるからバレるが、大相撲は当人同士の相差しである、解かる訳ないのであり、証拠など当人同士が認めなければ絶対解からないのである。そこに引っ掛けた最高裁判断だったのである。しかし、人間、大関横綱のように偉くなると、本人自身が動かないのである。当然そこに付け人や誰か介在人が存在する。バカなもので第三者を入れれば必ずや漏れる。こんなの当たり前である。人間バカなもので偉くなると手下に頼むようになる。余り教育の受けていない、中学からのプロ技士だ甘いと言われてもしょうがないのか。でも相撲協会も人を喰ってる。不祥事で辞任をした未だ時間の経っていない北の湖元理事長をまたもや理事長に押すとは、これこそ懲りない連中と思われてもしょうがないと思われる。これらから考えると私は今の全柔連上村春樹会長に辞任を要求するくらいなら、大相撲の北の湖元理事長にも当然に辞任を要求と言うよりは、選任の無効を申し渡すべきでなかったかと言いたいのである。何故ならこれを言ったのが著名人ならいざ知らず、れっきとした、監督官庁内閣府だからである。