娘の100ヶ日法要及び納骨式を迎えて

 早いもので今日、1月に亡くなった娘の100ヶ日法要及び納骨式である。
 今年は雪が多く、既定日に納骨が出来なく、今日になってしまった。おかげさまで遺骨と充分な対話が出来、ようやくお別れと相なった。
 
 今日まで私は本当に辛い苦しい日々であった。無念と後悔の間で毎日が悔しさの連続であった。
 
 それでも私等はまだいい。妻と1人になってしまった息子等は、死亡時には気丈に耐えていた気持ちが、経過毎に崩れ、憔悴しきった姿が連日見られるようになっていた。妻等は毎朝の供養膳をやりながら、何かに耐えていた姿が本当にいじらしかった。
 
 それにも増して酷かったのは二人兄妹で仲の良かった息子だった。本当に気落ちしてしまい、自分1人だけになってしまった寂しさにじっと耐えているようだった。
 
 昨夜妻と2人で仏壇の前でしばし最後のお別れを言って、誰にもはばからず、思い切り泣いた。色んな事が思い出され、寝れなかった。
 
 今日本当にお別れである。私は娘との楽しかったこの32年を、一生忘れずに胸に抱き続けて残りを生きたいと思っている。