政府朝霞公務員宿舎断念、何故に公務員の方々はこれほどまでに

 埼玉県の朝霞公務員宿舎について、政府が建設を断念したことがわかった。
 朝霞公務員宿舎をめぐっては、建設費を東日本大震災の復興財源に充てるべきとの声が上がり、野田首相が5年間の事業凍結を指示していた。
 財務省の検討会は1日、こうした国家公務員宿舎を全国で2割以上削減する計画を決定する。
 
日テレNEWS24の記事である。

 
 何故、朝霞公務員宿舎や赤坂の議員宿舎が槍玉に挙がるのか。
 何故こうも批判に晒されるのか、正直、公務員の方々や、国会議員の先生方は疑問に思っている事であろう。そう思う事からしてその資格と資質が無い事を当事者達は気付いていない。一様に何故悪い?と本当に正直思っている筈である。
 
 我々一般の国民は、恐らくこの公務員と国会の先生方達を身分を保障された貴族的人種、そう室町以前の公家としか見ていない。それだけ尊敬の念を抱けない人種である。何故か、簡単に言えば公僕とは見ていないからである。だから敬いの気持ちがもてないからである。戦後の日本の復興に国会議員も公務員の方々もそれは感謝しても仕切れない尽力を頂いた事は誰しも認めるところであるが、じゃあ、いつから国民がそう言う気持ちを抱くようになったのか、私はどうもバブル崩壊以後からの様な気がしてならない。今デフレ不況真っ盛りである。人間順調な時は不平不満も無いが、事、不満が蓄積されるとその矛先がどこかに向けられる。それが今の公務員と国会の先生方達へ向けられたのではないだろうか。
 
 かと言ってこう言う場合に、その公務員と国会の先生方は被害者なのであろうか。私はその方々の中には便乗してる者も多いのも事実である。その輩の為に真面目に取り組んでる方々が迷惑をこうむっている事も事実であるが、その方々は本の一握りである。