大阪冬の陣、最後の追い込みに思う

 大阪市長選、いよいよ最終コーナーを回った選挙戦。その結末には、大阪だけでなく、全国からも熱い視線が注がれていて近年に無い大変面白い選挙戦である。
 
 今日で終わりである。私は大阪人ではないので傍観するしかないが、どうも気になる選挙ではある。只傍観だけではつまらないので、大阪市と言う自治体はどうなっているのか他市とどう違うのか調べてみた。それが別紙の政令指定都市の財政分析表である。とにかく役人とかお役所は、どうしてこれだけIT化し大型汎用コンピューターが発達したと言うに、データの発表のタイムラグが酷いのだろうか、不思議である。今回私が調べたのも平成16年決算のものであるから、現在の政令指定都市全ての比較が出来なかった。私から見れば、お役人お役所の怠慢ではないのかと疑いたい。
 
 これを見れば全てにおいて大阪市は、非常に効率が悪く、無駄な職員が多いのではと思えるし、社会福祉予算や、生活保護世帯の多さなど見れば、平松さん何をやっていたのかと不信が募るが、それだけ官僚・公務員の抵抗が強くて出来なかったというより、敵に廻したく無く、避けたと言った方が良いのかも知れない。いづれにしてもその市の官僚・公務員の抜本改革には、やはり歯に衣を着せない実行力のある橋下さんの方が適任ではないだろうかと私は思う。でなければいづれ大阪は日本のギリシャと化すは時間の問題と私は見た。
 
 大阪市民の良識を私は見たいと思う。いよいよ明日その決戦の結果が出る。
 
 
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