今年最大の事件と言えば安倍晋三元首相の凶弾事件だったと思うが、戦後最大の恐怖政治のツケと言えなくはない!

 戦後政治で安倍政権の安倍晋三元首相と菅義偉官房長官のアベック連合政治がもたらした恐怖政治は類を見ない戦略政治だった。政府の考えに沿わない官僚や政治屋はあからさまにクビや左遷の手法を取った事にある。ある意味政治主導と言えなくはないが、弊害の方が大きかったし有能な官僚や政治屋を失った事は否めない事実であるし、より右寄りに偏重した事も事実である。見方を変えれば田舎者が権力を掴んで嬉しくてその力をいかんなく発揮したともとれるからだ。これには歴代の自民党の有力議員の不在も重なったと言える。安倍晋三元首相が凶弾に倒れて新しい事実が解った事がある。それはそれまで一向に明らかでなかった政治と宗教団体旧統一教会との癒着である。これは安倍晋三元首相が凶弾に倒れなければ一生明らかにならなかった事であった。その後の調べで政治と宗教団体との共存共栄がこれほどとは誰も知りえなかった事である。同じ宗教団体の創価学会の子会社とも言える与党の一員の公明党がこの関係の明瞭化に反対するのもうなづけるが、この公明党も見方を変えれば旧統一教会とそんなにやっている事違わない事を選挙民である国民は知るべきである。