東京都文京区の成沢広修(ひろのぶ)区長(44)は、長男誕生に伴い、4月に約2週間、公務を休む考えを11日、明らかにした。男性の育児休暇取得が進まない中、「トップが休むことで、職員に取得を促したい」としている。区長など特別職の育児休暇は制度化されておらず、自主的な休みになるという。
一般の国民の皆さんには怒られるかもしれないが、我々中小企業の経営者から見れば到底理解しがたい。一般職員ならまだしも、市長と言う特別職で市民に負託され、リアルタイムで市民の有事の責を負う立場の市長が、たとえ「職員に取得を促したい」との意識であっても許されるのか。私から見ればこの市長は、官僚的、そして大企業的考え方と断言したい。確かに労基法でも認められてはいるが、この方々は今のこの不況期の中小企業の現状を認識してるのか、とてもでないが今そんな事を考えるゆとりが無いのが実情である。こう言う時私はいつも思う。すべての新しい法律、規則、きまりが発令される時、常に官僚、公務員等の公僕の方々が率先する。我々の税金での方々がである。私の考えが間違っているのは解っているが、気持ちが、心がついていかないのである。どうもしっくりこない。