第1回絆祭りを観覧して

恒例であった東北6県の祭り東北六魂祭の開催が6県を一通り回り切った事で、新たに今年から東北絆祭りと名を変え、その第1回目がこの6月10日(土)11日(日)に仙台市で開かれる事になったため、何にでも興味を覚える悪い性格(笑い)が仙台市まで私を運んでくれた。仕事は息子に譲り悠々自適の身、何の躊躇もなくはやる気持ちを抑えながら、10日(土)11;00過ぎ自宅を車で妻の運転で出た。この情報が早かったため、今年の1月11日にはもう仙台のホテルは手配済みだったから、楽な気持ちで自宅を出発した。途中昼食をして、あちこち散策して1430過ぎに仙台市に入った。ところが、もう10日(土)から始まっていたので、その人と車の多い事、駐車場に入れるのに手間どい、ホテルに入ったの夕方になってしまった。もう夏なのでその日の長い事、夕食予定の時間だがまだ外は明るい。国分町の繁華街で夕食を予定してたが、しばらくぶりの国分町、お上りさん見たいだったのだろう居酒屋の呼び込みお兄さんにつかまってしまった。その言葉にすっかり騙されすんなりついて行ってしまった。殺し文句の「美味い地酒いっぱいありますよ」の一言が決め手だった(笑い)
店の名「千年の宴」というお店で、掘りごたつ形式の個室だったので、心置きなく呑ませて頂いた。いつもは、グイ呑みで二杯までと言ってた妻が今日はお父さん少し呑んだらと殊勝な事言うので、本当に今夜は神様に思えた(大笑い)とにかく今日のこの店、お兄さんの言葉通りで1品料理の板さんの腕はかなりと思えた。私はとにかく鯖に目がないので、料理の腕を見るため必ず〆鯖を最初に注文する。今夜は炙り〆鯖を注文した。かなり舌には自信がある私だが、この炙り〆鯖は本当に美味かった。値段だけには本当に合った代物と思ったので、お造りも頼んでみた。私もあんまり食べる事のない、セイゴとソイが出た。普通これらは漁師さんたちの賄いに回るものだろうが、美味かった!他に四五品頼んだが皆美味かった。今度仙台を尋ねる事あったらここにしようと思ったくらいである。また絶品だったのは、ユバのお刺身である。数年前本場の日光で食べたユバが最高と思っていたが、ここのはホントとろけるチーズよろしく、口の中でフワット溶ける感じのユバ初めて食べた。見た感じ色のさめた卵焼きみたいな色だし、値段も値段だが絶品と言うしかなかった!
食べ物だけに傾斜してしまったが、本来の目的であるお祭りも良かった。実は今日までの間に私のミスが重なり、正直この祭り良い場所で見れるか心配だったが、この祭りの実行委員会のお蔭で最良の場所で見れた事を感謝したい。ご存知のように私は10年前の脳出血で倒れて以来の身障者である。この祭りの宿は早めの1月にも手配済みだった事は前に記載した通りだが、観客席のチケットの手配を直前まで忘れていた。慌てて、チケットぴあやe-plusにと思って見たらもう売り切れで、ヤフオク見たら、18,000円/枚と、とんでもない高価格になってた。悩んだ挙句祭りの実行委員会に相談したら、身障者用の場所を手配してくれて早速にそれ用のチケットをわざわざ自宅に送付してくれた。当日その場所に行ったら、何とメイン会場隣の最高の車いす用の観覧席だった。おまけに天気も良く、雨かも知れないとの予報もあったので、雨具も用意したが無用だった。逆に天気が回復し日傘がほしいくらいであった。正直こんな特等席の場所でこんな近くでお祭り見たの本当に初めてだった。素晴らしい1日だった。こんな私を文句一つ言わずに、車いすを押して連れて来てくれた妻に感謝したい。本当に大変だったろうと思ってる。ありがとう!!
 
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