通称「戦争法案」そのものを生んだ「公明党」=「創価学会」を糾弾し潰すことこそ日本政治の使命である

 自民党と連立を組む公明党の支持母体・創価学会の足もとで「異変」が起きている。安全保障関連法案をめぐり、学会関連の大学関係者や学会員の一部が公然と反対の声をあげたり、法案の白紙撤回を求める署名を集めたり。信仰と政治の間で葛藤を抱えながらの行動だ。

 創価学会池田大作名誉会長が創立した創価大と創価女子短大。教員や卒業生らが11日、安保法案に反対する「有志の会」を設立した。声明は戦時中に弾圧を受けて獄死した牧口常三郎・初代会長に触れ、「いかなる圧迫にも屈せず、民衆のために声をあげること。これこそが創価教育の魂」などとしている。13日現在、氏名を公開した学校関係者だけで200人以上が署名を寄せている。
 
  呼びかけ人の一人で創価大非常勤講師の佐野潤一郎さん(50)は「憲法軽視は許せない」と感じていたが、公明党を公然と批判する声はほとんど聞こえてこなかった。やがてツイッター上で同じ考えの学校関係者とつながるようになり、一緒に声をあげることに決めた。「『安全保障関連法案に反対する学者の会』も活発に活動している。私たちだけ何もしないわけにはいかない」と話す。
 
  愛知県安城市の学会員、天野達志さん(51)は法案の白紙撤回を求める請願書をツイッターで公開中。広島など各地から署名が届いており、公明党山口那津男代表に届ける予定だ。「組織を攪乱(かくらん)するつもりはなく、異を唱えたい人が声を上げられるようにしたいだけ。悩みながらやっています」
 
  両親も熱心な学会員だ。「『平和の党』の理念があるから選挙も手弁当で応援してきました。党の綱領には『常に民衆の側に立つ』とあるのに、なぜ『向こう側』に行っちゃったんだという思いです」と話す。
 
  天野さんの活動をネット上で知り、独りで署名集めを始めた人もいる。
 
  東京・渋谷で2日、千葉県の50代の公務員女性がベンチに腰掛けている人たちに署名を呼びかけていた。祖母の代からの学会員。公明党の選挙活動にも積極的に関わってきた。だが、2003年の自衛隊イラク派遣を与党として支持した時から疑問を感じ始めた。昨年の集団的自衛権行使容認の閣議決定で見限った。「創価学会の生命尊厳、絶対平和主義に反する」。選挙活動には関わらないと決めた。
 

これ『創価学会に渦巻く「安保NO」 署名・デモ…公明は苦心』と題した朝日新聞デジタル814()511分の配信記事である。他にも「安保法制は「池田大作先生の教えに反する」創価大関係者ら公然と批判」や「平和の党の看板、洗い直して」公明離党し町議3選」、「公明・山口代表「戦争の反省の上に平和」 自民を牽制」、「安保法案の公明訴え、響かぬ学会員も 撤回求め署名集め」等々多数の記事がある。

 
 今までのこの通称「戦争法案」よく創価が黙っているなと不思議に感じていた。我々一般国民でもこの法案は違憲であり無理があると思って居ただけに、平和の党を自認する与党「公明党」を支持する創価学会がようやく腰をあげたと言う感じだ。創価が支持しなければ「公明党」何ぞ存在しないのである。またその「公明党」がいなければ同じく自民党そのものも与党としては存在しない党なのである。言い換えれば創価学会が存在しなければ「公明党」は無い。と言う事は日本政治はその「公明党」の支持母体の「創価学会」が牛耳っている事でもある。確かに憲法にもあるように、平等の証しとして信仰の自由が保証されてはいるが、「創価学会」=「公明党」では宗教の政治介入に他ならないからこれも憲法違反でもある。「戦争法案」そのものを生んだ「公明党」=「創価学会」を糾弾し潰すことこそ日本政治の使命と私は考えて居る。