自民党安倍政権内部崩壊か 若手議員らの勉強会「文化芸術懇話会」紛糾 自民の驕りであり末路が近い?

 「安倍政権の応援団が後ろから鉄砲を撃っている状態と言われても、仕方がない」。自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務める木原稔衆院議員は26日、記者団にこう漏らして肩を落とした。
  懇話会初会合に講師として招いた作家の百田尚樹氏の発言などを野党が問題視し、この日は衆院平和安全法制特別委員会が紛糾。木原氏は、身内の自民党議員からも抗議を受けるはめになった。
  懇話会のメンバーには安倍晋三首相(党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に無投票再選の機運を高める「首相の応援団」(若手議員)と位置づけられている。
  この日の特別委で、百田氏が沖縄県の地元紙について「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と述べたことなどに関して、民主党の寺田学衆院議員らが首相を追及。木原氏は、佐藤勉国対委員長から「委員会に迷惑をかけたことを反省してほしい」と注意されたという。
 また、百田氏の「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」といった発言も波紋を呼んだ。沖縄県宜野湾市などを地盤とする宮崎政久衆院議員は26日、「沖縄県民の生命や暮らしを軽視し、到底看過できない」として木原氏に文書で抗議した。

これ「安保法制 足を引っ張る安倍応援団 身内からも抗議の声 肩落とす木原氏ら」と題した産経新聞 6月26日(金)21時32分の配信記事である。

 日本の国は本音は許されていないのだろう。この発言は正に本音である。沖縄の米軍基地問題に限れば、確かに我々本土の人間は沖縄の犠牲の上に成り立っている事は事実である。がその裏で中央政治と沖縄地域行政の一部が沖縄経済を牛耳っているのも事実である。そのような恥部が表に出る事は決してない。それが本音であり、それを十分に知り尽くしてるのがマスコミである。それを百田氏は言ったのであろう。それを是とするか非とするかは、人それぞれの考え方にもよるだろう。それらに限らずそのような事柄を端的にいつも言う人間が、石原慎太郎東京都知事であり、橋下徹大阪市長だと言う事である。また自民からこのようにあからさまにオフレコ的発言が表に出て来ると言う事は、何の事無い独裁安倍政権の驕りであり、また末路に近いと言う事でもあろう。