尖閣問題何故玄葉さんそこまでやるの

玄葉光一郎外相は10日の記者会見で、1960年に中国で発行された世界地図には沖縄県尖閣諸島が日本名で明記してあると指摘し、尖閣をめぐる中国の領有権主張に反論した。
 外務省によると、尖閣を日本名で明記しているのは中国の「地図出版社」発行の世界地図。「釣魚島」という中国側の呼称を使わず、日本側の呼び名に従って「尖閣群島」と記載し、沖縄の一部として扱っている。
 外相は中華民国時代の20年に、当時の駐長崎領事が「沖縄県八重山郡尖閣列島」と記した感謝状を日本人に出した経緯にも触れ、中国はもともと尖閣を自国領と位置付けていなかったとの認識を示した。
 同時に1895年の閣議決定沖縄県編入される前の尖閣に関しては、当時の公文書の内容に照らして中国の領土でないのは明らかだと説明した。
 
 
産経の報道だ。
 
 
 
 何で玄葉さんそこまでやるのと言いたい。だって中国は全て解かっててやってるのだからである。例えその証を訴えたところで、何になる。確かに国際法に、固有の領土を訴えて各国に知らしめる必要性は理解するが、もし中国がそれさえも拒否したらどうなる。外交上の国際司法裁判所なんて、有名無実だからである。例え我国の主張を訴えるが為に、それへ提訴しても、それに答える義務も無いのが国際司法である。相手が裁判に応じなければ、全てそこまでである。つまり訴に応える義務も法上は規定して無いからである。考えるに外交問題は、ただの付き合いで真実云々はそんなに重要視して無く当事者どうしの問題として扱われているからであろう。
 私は何も事実を曲げても受け入れろと言ってる訳では無いが、日本言葉にあるように時には「玉虫色」の決着も必要と言っているのである。所有権は我国にあるのだから、それを越えた付き合いとしての関係改善に努めるべきと思う。それにしては今度の玄葉さん少し拙いんじゃ無いか。私は外務省と言うより玄葉さんなのかとも思った。若くて一本気だからか。