日本政治の迷走、今後政治家がとる道

 私は過日「日本政治の迷走は官僚・役人のせい?」と題した記事を書いたらある地方の議員の方から、今後の政治風土を変える提案をと言うお言葉を頂いた。そこで私なりにこの閉塞した政治状況を変えるにはどうしたらいいのか、素人ながら考えて見た。
 
 私は昨日『政治・行政に見る、「学問的頭脳」と「生活的頭脳」』と題した記事を書いた。
 
 今日のタイトル、これからの政治家が考える事とは正に私はこの「生活的頭脳」の中の「気遣いの政治」なのである。勿論、最低の「学問的頭脳」は必須であるが、この「生活的頭脳」の中の他人に気遣う気持ちで全てを決する事が大事なのである。これを詳しく説明すると、自分は勿論であるが、「自分の嫌いな事は他人にしない事である」つまり他人を考える、これ即ち「気遣いの心」である。
 
 何かかなり大事(おおごと)を簡単に表現してしまったが、私は日本国の政治にはこの「気遣いの心」が欠けていると思っている。だからこそ日本の政治家が他人を思いやらずに、自分の事しか考えないから、こう言う政治の迷走が起こるのである。少なくても政治・行政が他人の事を自分の事として考えたならば、決して荒んだ政治はおきない筈でである。もう一度政治家と官僚・役人・公務員は胸に手をあてて考えて見る時と思う。