大阪維新の敵は民主党では無く公務員では無いのか?

 大阪市の橋下市長が率いる大阪維新の会は、14日開いた幹部会合で、関西電力大飯原子力発電所について、運転再開の必要性があると判断した野田政権とは相いれないとして、民主党との対決姿勢を鮮明にして次の衆議院選挙に臨む方針を確認しました。
 野田政権が、関西電力大飯原子力発電所の安全性を最終的に確認して運転再開の必要性があると判断したことについて、13日、大阪市の橋下市長は記者団に対し、「こんな再稼働を許してはいけない。ストップをかけるなら、国民が民主党政権を倒すしかない。次の衆議院選挙で民主党政権に代わってもらう」と述べました。
 代表を務める橋下市長の発言を受けて、大阪維新の会は、14日、幹事長の松井大阪府知事政務調査会長の浅田大阪府議会議長ら幹部が集まり、今後の方針を協議しました。
 この中で、出席者からは「原発の運転再開に踏み切ろうとする野田政権の対応は拙速で、大きな問題がある」として、橋下市長の発言を支持する意見が相次ぎました。そして、原発の運転再開を巡る野田政権の対応は大阪維新の会の考え方と相いれず、この問題を衆議院選挙の主要な争点にすべきだとして、民主党との対決姿勢を鮮明にして次の衆議院選挙に臨む方針を確認しました。
 
これNHKニュースの報道である。

 
 思うに、現在もはや民主党大阪維新の敵では無い。何故なら、今後の「民意」はすでに民主に無いのは明らかであるからだ。だが、潜在的には民主も未だ非自民の受け皿にはなり得るところもあるのも現実である。ま、それだけ好き勝手にやった自民へのアレルギーが残っていると言う事にもなる。
 
 それより大阪維新の敵は、私は大阪交通局に見る公務員叩きと映る彼の手法と見る。それによる、全国の役人・公務員の感情であろう。だからと言って私は大阪維新の橋下さんの主張は間違っていると言っているのでは無く、むしろ逆で良く言って、やってくれたと称賛したいくらいである。これだけ我々国民が公務員に面と向かって言えず、やれなかった事を、橋下さんは決断し実行してくれた事を私は心より敬服し、応援したいとも思っている。大阪は以前より、全国の政治状況の縮図でもあった。それを打破した橋下さんは素晴らしいと私は思っている。真の政治家とも思っている。中央政界に進出し、民主にとって代わってもらいたいとも思っている。
 
 私は「有言実行」の人、橋下徹を心より応援したい。