今日は娘の49日。
長いようで短かった、49日である。
亡くなった当初は、気丈な妻に励まされ何とか出来たが、時が経つにつれその妻もショックで抜け殻のようになり、逆に私が励ましてるこの頃であった。これが夫婦と言うものだろうか。
娘と父親、神代の昔よりこの何とも言えない関係が、私にはかなり酷だった。
私が脳出血で倒れ、歩行を奪われてからと言うもの、常に私の傍らには妻は勿論の事、必ずこの娘が居た。時には優しく、「父さん、私の寿の際には、一緒にバージンロードを歩くのが夢」だと、友達にだけ言ってた我娘、それを思う時に私は都度に号泣した。
私が脳出血で倒れ、歩行を奪われてからと言うもの、常に私の傍らには妻は勿論の事、必ずこの娘が居た。時には優しく、「父さん、私の寿の際には、一緒にバージンロードを歩くのが夢」だと、友達にだけ言ってた我娘、それを思う時に私は都度に号泣した。
本当に優しかった娘、私は今それを失った事で胸が張り裂ける気持ちで一杯である。
今日は最後のけじめの日、温かく送り出してやりたい、ただそれだけである。
合掌。