衆議院補選北海道11区故中川氏夫人・郁子さんか

 石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕されたのに伴い、道11選挙区(十勝)で衆院補欠選挙の可能性が浮上する中、自民党内では死去した中川昭一元財務・金融相の後継を探る動きが水面下で始まっている。現時点では中川氏の身内からの擁立を望む声が強く、夫人の郁子さん(51)が最有力とみられている。渦中の郁子さんは19日に来帯、補選の対応について「仮定の話。まだ何も考えていない」と語った。
 郁子さんは同日、帯広市内で開かれた十勝毎日新聞社の式典に出席後、報道陣の取材に応じた。次期衆院選に向けて自身の待望論があることを認めた上で、出馬要請があった場合の対応については明言を避けた。「十勝の皆さんに何か役に立てることがあるのなら、お役に立ちたい」とも述べた。
 中川氏の旧後援会組織は解散後も「親睦(しんぼく)団体」として横のつながりを保持。石川議員逮捕に伴い、内部では「中川氏の弔(とむら)い合戦を」との声が強まり、妻である郁子さんの待望論が広がっている。
 仮に補選になった場合、鳩山政権の浮沈がかかる注目の選挙に。このため自民党本部、道連段階も11区の対応に早急に乗り出す構え。当面は、石川議員の立件の動向を見極めることにしている。
 一方、補選となれば民主党議席維持に総力を挙げるとみられ、旧中川後援会には慎重意見も。旧後援会幹部は「(民主党は)知名度の高い落下傘を投入することも想定される。相手は政権党なので夫人を擁立すれば勝てるというほど甘いものでもない。資金面など課題もある」とする。
 郁子さんのほか、夏の参院選の不出馬の観測が流れている中川義雄氏も候補に挙がるが、本人は否定。複数の自民系道議の名前も流れている。
 ある保守系の政治関係者は、「石川議員逮捕という情勢の下、郁子さんなら補選での勝利を十分に期待できる。ただ後ろ盾となる自民党自体の行く末が流動的で、不安要素も残る」と話している。
 公職選挙法で欠員が生じた際に行う補選は通常年2回。今年の場合、3月15日までに辞職すると4月25日投開票、3月16日以降、通常国会の会期末(延長がなければ6月16日)までの辞職なら参院選とのダブルになる。との十勝毎日新聞社の報道である。

 
 私はこの報道に不快感を持った。決して故中川昭一・元財務・金融相がどうのと言うより、彼の夫人の郁子氏だからである。永田町の論理の夫に事ある時の夫人が代わりにに対してもでも無い。私が以前より申し述べている、その人自身の資質を言っているのである。
 私はブログで何度も妻の役割と言うものを糾弾して来た。もちろん今のファーストレディの菅首相夫人伸子さんも例外ではないが、この郁子夫人、報道によれば、例の故中川昭一・元財務・金融が朦朧会見の後の帰宅時に、玄関で「お帰りなさい、本当に大変でしたね」とのねぎらいの言葉どころか、その時の報道陣の前で「いよー、日本一」と叫んだ事である。この真意は私は定かではないが、一般的なあるいは常識的に考えるならば「何じゃこの夫人は」となってしまっているのである。ここからその人となりが見えてくるのである。それがこの夫婦のいつもの挨拶なのかも知れないが、そこは大臣、公人なのである。私はそこのところを言っているのである。それがその人の資質なのだと。
 
 だから後は何も言わずである。