政府復興省政務官に自民・浜田氏を起用、最近の政治節操が無い!

 菅直人首相は27日、東日本大震災の復興担当相に松本龍防災担当相兼環境相(60)を正式に任命する。環境相の兼務を解くのに伴い、後任の調整を進めている。復興相新設に関連し、首相は自民党浜田和幸参院議員(鳥取選挙区)に政務官への就任を打診した。浜田氏は受け入れ、同日、自民党を離党する意向を固めた。自民党は反発しており、赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立などに向けた与野党協議に影響するのは必至だ。との毎日の報道である。
 
 私は最近のこの手の報道に対して、最近の国会の先生方、少し節操無さ過ぎやしないかと不愉快に思っている。こんな事思うのは私だけであろうか。

 私は、起用する政府、もちろん菅首相だろうが、その菅首相はもちろん、受ける方も受ける方だと思うし、非常に不愉快である。何か法を犯さなければ何をやっても良いと思うその気持である。確かに参議院はねじれが続いている。他党から1人でもほしいだろう。が昨日までの敵に寝返るのにはそれ相応の理由が必要である。選挙民への理解が必要である。何かこの浜田議員、国際政治学者として復興に関わりたくてらしいが、侵してはならない気持ちとしてのルールと言うものが人間にはある。私は先の閣僚に起用された与謝野さんの時もそうだったが、どうも手続きを踏めば問題無いと思われてるみたいだが、私はそれこそ人間として割り切れない気持ちである。