時の人菅直人首相。全ての国民や政治家マスコミから総スカンを食いながらも、レームダックになりながらも、未だに政権の運営に携わり、驚く事に内閣の改造を狙い、益々彼1人だけが意気軒昂である。彼がそうすればするほど他の人間はしらける。これ皆3.11の大地震のお陰と言っていい。正に菅直人首相にとりそれは神風に違いない。お陰と言っては何であるが、自民党初めとする野党は軒並みそのお陰で攻め倦んでいる。それはそうであろう、相手は東日本大震災と言う未曾有の災害である。菅直人首相にしてみれば野党連中の担保を取っているに等しいからである。が、だから何をしてもかまわない訳ではないのだが、野党が何かやろうとすれば、この一大事にと言われ矛先が自分達に来てしまう、本当にどうしようも無い。
思うに私は、それでも思った事はやればいいと思う。自民党以下の野党初めどうしてこうも日本人は人が良いのであろうか。今の政治はそれこそ我慢比べに等しい。それを見越してどうかは解らないが、菅首相はそこのところを利用してるみたいである。ある意味のズルさである。だから私はこの際野党に言いたい。3.11の大地震を忘れ、審議を拒否したらどうか、そうすれば一切法案は通らず、政権はつまずくは必定だ、どうしてそうしないのか理解に苦しむ。3.11の大地震への義理立てはその後に取り返せるからである。兎に角今はどんな事をしても、野党の使命は菅首相の首を取る事に専念するべきである。でないと100年の過ちをまた繰り返す事になるからである。