沖縄県糸満市で23日に営まれた沖縄全戦没者追悼式で、「基地負担の軽減に全力で取り組む」などとあいさつした岸田文雄首相に対し、会場周辺で式の様子を見ていた市民から「帰れ」「沖縄の声を聞いて」などと抗議の声が飛んだ。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への県内移設計画を巡っては、2019年2月の県民投票で埋め立てに反対が7割を超えたが、政府はその後も埋め立てを続け、反対の声が根強い。
追悼式には県が3年ぶりに首相を招待し、岸田首相は就任後初めて参列した。会場周辺では「岸田、帰れ」「沖縄を二度と戦場にさせない!」などと書かれたプラカードを持った人たちが立ち、岸田首相があいさつすると、「沖縄に基地を押しつけるな」「聞く力見せてみろ」などと怒号が断続的に飛んだ。
岸田首相はあいさつで沖縄振興による経済発展や基地負担の軽減について言及したが、辺野古移設については触れなかった。【宮城裕也】
これ『岸田首相に「帰れ」 市民から抗議の怒号 沖縄全戦没者追悼式』と題した毎日新聞 2022/06/23 18:14の配信記事である。
以前よりこの拙ブログで何度も指摘して来たが、この岸田首相、総理総裁でありながら話す言葉は流ちょうな立派な日本語で話すが、霞が関官僚に似て、余りにも立派過ぎて実行が伴ってない気がする。何か信用できない印象が先に来る。その私の思いに似て沖縄県民も恐らく言っている事の何分の一も信用できないと思うからの「帰れ」コールだろう。この首相の今後の生きる道は、もう少し心を動かすようなその人の気持ちになった感情の表現の豊かさを前面に押し出し、約束した事は絶対守るとした態度が必要だろう。話し方は下手な「ダミ声」でも相手に訴えるように話したかの田中角栄元首相のように・・・・。