願う「菅首相」何卒城を明け渡して下さい・・・被災者より

 東日本大震災から早いもので丁度1ヶ月、それでもまだ被災地の復興は始まらない。
 東電福島第1原発もいくらか沈静化されては来たが、これまでの政府の対応の悪い事と、遅い事には呆れるばかりである。一体何をしているであろうか。あの短気で怒りっぽい「イラ菅」の“素顔”が隠れて安心してるのは官僚だけか。

 思うに私は、こう言う事件・災害が起こるといつも思い出す事がある。商売に例えて悪いが、こう言う場合の責任者の特質に、傍らに全て置かないと不安で何も出来ない質の人間である。物を造るのに、必要かあるいは必要数量も考えずに、とにかく必要と思われるもの全て傍らにおいておけば安心して仕事が出来るのである。こう言う手合いの人間はコストは考えていない。造るのが使命と頑固に思っているのである。つまり、思考能力が一方通行なのである。今この我国の空菅首相がこれである。だから復興会議とか復興委員会とかの会を、とにかくいっぱい作らないと安心できないのである。だから命令系統が一本化できず、船頭多しとなったしまったのである。
 ところが、一番始末が悪いのが、首相本人が気付いていずまた誰も「イラ菅」には言いたくないし、言えないのである。それの相乗効果が現在の政府の現実なのである。とにかくこの「イラ菅」、暇さえあれば被災者では無く、自分への悪評への記事のチェックと、今後の延命しか頭に無いのである。だから今回の大震災、形を変えた人災なのである。
 人間性格は変えれないが、やる気と意気込みは出来るのであるが、この1年近い政権運営を見れば、この首相は無理と私は思う。復興が始まる前に、復興に手を付ける前に辞任して頂きたいものである。さすれば首相官邸の「開かずの扉」をノックする霞ヶ関も増えると確信をする。

 私は今改めて思い出している事がある。あの米沢藩の復興の礎となった上杉鷹山の名言である。「なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」。今正に菅首相を思う時この名言の確かさに感嘆する。
 
 昨日行われた統一地方選挙の結果が判明した。民主党の惨敗である。
 私は至極当然だったので少しも驚きはしなかった。これ等は地方選だからこれで済んんだが、これが国政だったら、大惨敗だったと思われる。もう民主党はもとの少数政党に戻るだろう。こんな者がトップだったら当り前の事である。政権を交代しここまで成長した民主党を、ここまで堕落させた、菅直人首相と他の幹部の責任は重い。