内閣官房機密費解かり易く公開(その1)

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 平野官房長官は20日、2004年度以降の国庫からの月別支出額を公表した。これに日本共産党が平成3年11月~平成4年12月の機密費出納帳を公表した。これを土台にして解かり易く書き加えてみたものを別紙にて紹介します。但し、日本共産党が公表した数値は少しもいじっていないし、足し引きを自動計算してみたものがその別紙である。
 私自身この別紙を作ってて感じた事を素直に挙げて見ると次のようになる。独断と偏見の域を出ないので心して見てほしい。

1. この出納帳は恐らく当時の加藤紘一官房長官の秘書が付けたものであると思われるし、加藤紘一官  房長官の付き合いに使ったものだろう。キャッシュフローがマイナス(-)になっているのは、この  出納帳が従だからと思われる。主だったらキャッシュフローがマイナス(-)になる訳が無い。金が  無いのに払える訳が無いからだ。
2. 当時の野党の醜い姿が見え隠れする。特に、公明党社会党民社党。これでは我々国民は誰を信じ  れば良いのだろうか。このままでは政治不信が増幅する。
3. この出納帳を精査すると、ほとんど国家機密の経費とは言えずプライベートな付き合いのための、   交際費と言える。また、この出納帳が出たからには、加藤紘一官房長官は国民に公開の説明をしな くてはならないだろうし、それ次第では議員辞職も有り得るだろう。いや、進んで辞職するべきだ。

しかし、解からないのが自民党の河村前官房長官の談話だ。答える立場に無いとは何を血迷ってるのか、一番答える立場にあったのに、ホント自民党の先生方はどうしようもない。可笑しいのは、この機密費の問題が出てからと言うものは、自民党の先生方の大人しい事この上無い。とにかく、ひっそりと嵐が過ぎ去るのを待ってるみたいでかわいい事この上無い、いい大人が。でも、自民党の先生方はまだ解かってない。もうすぐ参議院の選挙だ。これに全力投球して勝たないと解党しかない事に気付いていないことだ。解党的出直しを図るために立候補者を公募で決める?なんて偉い事言ってるがそれは人気のある党の話で落目の自民党に明日の政治家を夢見る若者が果たして集まるのか、また、そう言う啓蒙をしてるのか問うて見たいものだ。

※今朝妻の父亡くなりましたので、1週間ほどお休みを頂きます。合掌。