ようやく党首討論を受諾した菅首相

 菅首相が6月に就任してから、国会で党首討論が開かれていない。
 制度導入以降、首相就任から初開催までに要した期間の最長記録を更新、菅氏以前の記録保持者が民主党の鳩山前首相だったこともあり、同党の姿勢も問われそうだ。
 首相と野党党首が直接討論する党首討論は2000年に始まった。原則は「国会会期中は毎週水曜日に開催」だが、「首相が衆参の本会議や予算委員会に出席する週は開かない」との与野党申し合わせもあり、頻度は多くない。
 菅氏は党首討論に一度も臨まないまま、20日で就任166日目。しかも、今国会は、柳田法相の発言などを巡って混乱が続き、開催のめどが立っていない。12月3日までの会期が延長されないと、候補日は事実上、12月1日だけ。もっとも、民主党は菅氏の求心力が低下する中での党首討論は避けたいのが本音と見られ、「延長しても実現は難しい」との観測もある。と言う報道が前からあったが今度12月1日に応じるとの報道である。
 
 空菅と言われている首相の事である。国会委員会答弁だって心配で自分がしゃしゃり出て、悪者になってまででもしゃべらせなかった仙谷官房長官である。今度は、もういい余命いくばくもと考えても不思議は無い。やはり国会対策上観念したのだろう。私はその討論見てみたい。いや、絶対見たい!。