今回の首相談話、過去の日本政府の踏襲も考えず、時代認識のズレも甚だしい。
今までの日本政府の努力が水泡に帰してしまった。閣僚は異議を唱えなかったのか、仙谷官房長官との独断か。これほどの重要事項を根回しもしないで勝手に報ずるとは、日本政治を司る者として失格の何者でも無い。
これでは国民、それより民主党支持者の反発は避けられないし、恐らく支持する者は１人とていなくなるであろう。これによって民主党政権は終わりだろう。それで無くとも参議院選前より民主党支持者のフラストレーションは、溜まる一方だった。それほどこの内閣は体をなしていなかった。菅と仙谷は韓国を抱き込み政権と自らの保身を賭け勝負したのだろうが、やはり、小物の浅知恵、のっぴきならないほど日本国を追い詰めてしまった。この代償は非常に大きくこの小物二人の首だけでは収まらない。
彼らは政権浮揚と史上名跡を狙ったのだろうが、この浅はかさ、日本史にこれほど間抜けな首相と官房長官のコンビは、突如病気と偽り逃亡した安倍晋三元首相と共に後世に残る汚点の主として語り告がれる事であろう。また、昔からこういう場合は、やはり、あの人でなければと言われる対象の人物も居ない自民党も哀れと思うし、それ程国民に嫌われたのも滑稽な話ではある。
