今朝のNHK日曜討論とテレビ朝日のフロントラインを見て

NHK日曜討論
 
テーマ「普天間“5月末決着” 揺れる鳩山政権」
 
 鳩山総理大臣が今月末までに決着させるとしてきた沖縄の普天間基地の移設問題で、 政府は地元の同意が得られないまま、名護市辺野古を移設先とする方針を28日に決定。しかし、この方針を認められないとした社民党党首の福島消費者・少子化担当大臣が罷免されたことで、社民党内で連立政権から離脱すべきだという意見が強まっているほか、野党からは「最低でも県外」としていた鳩山総理大臣の責任を問う声があがっています。
連立与党の行方は、そして鳩山総理大臣の政治責任は。与野党の代表が討論してます。
 
 今日の細野副幹事長いつもの精彩を欠いている。そりゃそうだろう、この間まで小沢問題で、昨日は福島瑞穂少子化担当大臣の罷免と、立て続けの問題を抱えているから無理ないだろう。逆に今日はいつもの自民党の歯切れの悪い討論と違い、何と大島幹事長のよどみ無い突っ込みに私は見てる間中可笑しくて、ニヤニヤして見てた。何故かと言うと、言ってる事がそっくり自分達が与党時代に言われてた言葉、言い回しだったからだ。確かに人間は神様ではないから、何年も前に自分が言った言葉等覚えてないだろうが、ホントそっくりには驚いた。その時のビデオがあったら見せたいものである。特に小泉の時代の衆議院の議員の数に物言わすところなんかは、今の民主党と同じであったのは紛れも無い事実である。勿論与党であった公明党も同じである。このまま続けば、国民の政治への不信が増長する事請け合いだ。私が解らないのがみんなの党の江田幹事長の事である。橋本内閣の総理大臣秘書官(政治・行革担当)であった事を間々経験として話すが、私から見ると当時の橋本内閣とその後の小渕内閣小泉政権の土台となり、良し悪し別に、今で言う政策の柱を作ったのをよもや忘れたと言うのであろうか、国民は熱しやすく冷め易い人種を逆手に取っているのだろうか、私は彼を信用してない。
 理念と政治を考える時、私は共産党のいう事が一番もっともだと思う、がしかし私から見れば、日本の政党で一番言行不一致なのはこの党である。皆さんは?と思うかも知れないが、何故なら単純明快だ。立派な事言ってもいつも選挙で負ける、履行不可能、これほどのマニュフェスト違反他に無いと私は思ってる。実現100%不可能、こんなの他に無し。社会民主党は若い世代の理解を得られないので論評は避けたい、いづれこの参議院選までの命であろう。国民新党は他に政策無し、郵政党と党名変更を勧めたい。
 
出 席
民主党 副幹事長    細野 豪志 さん
自由民主党 幹事長   大島 理森 さん
公明党 幹事長     井上 義久 さん
日本共産党 書記局長  市田 忠義 さん
社会民主党 幹事長   重野 安正 さん
国民新党 幹事長    自見 庄三郎 さん
みんなの党 幹事長   江田 憲司 さん
司 会
NHK解説委員 影山 日出夫さん
 
 
 
 
第1部テーマ「連立離脱!? ‘辺野古’明記に福島大臣反発で罷免」
 
(ゲスト)
福島瑞穂社民党党首)
細野豪志民主党副幹事長)
下地幹郎国民新党国対委員長
 
28日、日米共同声明で沖縄・普天間基地の移設先として「辺野古」周辺が明記された。
鳩山総理は、与党三党の合意として「閣議決定」もしくは「閣議了解」を取り付ける方向で調整に入った。
これは閣僚全員の署名が必要だが当初より沖縄県内移設に猛反発していた社民党・福島党首が署名拒否を表明。
社民党内でも福島党首の説得を行ってきたが意志は固く、臨時閣議で署名を拒否したため大臣を罷免となった。
30日の社民党全国幹事長会議次第では、連立離脱という可能性もある。
地元の合意もなく、与党内の合意はこの状態。まだまだ先の見えない普天間問題。迷宮から抜け出す妙案はあるのか?
 
 私は福島大臣の話を聞いてて首を傾げながら見てたが、彼女は日本の現状と日米同盟を理解しての発言なのか解らなかった。良く聞いてると、恐らく彼女は唯の感情の理論に終始してるのではと私は考えて聞いてた。申し訳ないがこの参議院選のパフォーマンスにしか私は思えなかった。恐らく隣に居て討論してた細野民主党副幹事長と下地国民新党国対委員長もそう思ったのではないか。とにかく議論がかみ合わなかったのは事実である。福島大臣は大局的に日米同盟等の精神に立ち、勿論米国軍が日本からいなくなったら直ちに日本が攻め込まれる、ということはおそらく無いが。この沖縄の海兵隊の存在が他国の「戦闘意欲」を減らすという大きな利点さえも解らない外交の素人では無いのか、次元が低いと思ったのは私だけだろうか。
 

第2部テーマ「採決強行・・・郵政法案を検証」
 
(ゲスト)
大塚 耕平  (内閣府副大臣
竹中 平蔵  (慶応大学大学院教授)
 
 小泉政権下で強力に推し進められた郵政民営化鳩山内閣誕生後、亀井郵政改革大臣によって見直しが進められているが、出資比率や郵便貯金などの限度額を巡って与党内でも意見が分かれ、賛否を呼んできた。
そして「郵政民営化見直し法案」の今国会内での成立を最優先課題としていた鳩山内閣は、衆院総務委員会で採決を強行した。
郵政民営化によって、様々なサービスや財政状況への影響や変化などを取材し、郵政にまつわる問題点を議論する。
 
 またもやこの男である。竹中氏である。しかしメディアも好きだなとつくづく思った。私は何度も指摘してきたが経済学者であり、その学者が立法と行政を牛耳り、現在の疲弊した世を作り出した張本人ではないのか、私は小泉元首相と合わせて、功罪の功は無いと思っている1人であるし、ここで述べれば長くなるのでその罪は後日に譲りたいが、今日はいつもの歯切れが無いように見受けられた。と言うより大塚副大臣が多弁で、竹中氏に対し始めて優位をもって対峙したのではないだろうか。竹中氏は弱みの見せない問題のすり替えには天才的学者である事は紛れも無い事実であるし、彼とのディベートは気をつけねばならない事は大塚副大臣は充分に解っていて、かなりの予習の成果であろう。
 
(ゲスト)
林 信行 (ITジャーナリスト)
 

第3部テーマ「i-Padは日本を変えるのか?」
 
28日、Apple社が話題のポータブルコンピューター「i-Pad」を発売した。
注目される「電子書籍」機能や「音楽」「ゲーム」「ビデオ」などのエンターテイメントだけでなく、医療や教育の分野への活用が期待されるなど、様々な可能性を秘めており、我々の生活スタイルに大きな影響を与えるとも言われている。
先に発売され大反響を呼んでいる米国では、何が起こっているのか? 発売を控えた日本の業界やユーザーの反応は? そして何故Appleは、このようなインパクトのある商品を生み出し続けるのか?
徹底取材とスタジオ討論でその秘密を探っていた。
 
(コメンテーター)
     藤原 帰一    東京大学大学院教授
     夏野 剛     慶応大学特別招聘教授
     田畑 正     テレビ朝日政治部長
 
 私も、このテレビの取材を見て、パソコン初めて20余年になる私でも驚いた。元々アップルは当初より画像に長けてたメーカーではあったが、これほどとは私は思わなかった。i-phonを見ればうすうす考えてたが、恐らくIT産業を変えるかも、その寵児になるかもと正直に思った。私達は今、この情報を伝達するにはその手段として、PCを介して行っている(携帯電話もあるが機能制約)。そのためには、基本のOSが必要で・・・・・・・・と考えるが、そうなればある程度の知識が必要。そんな事いらないみたい。となれば国民究極の通信手段となるは必定ではと思えた。