高校野球岩手県大会決勝であの163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)が登板せずに敗れた大船渡高校の卒業して終わって行く3年生の無念は、彼らの胸中を思うと余りあり過ぎて苦しくなってしまう

 25日に行われた第101全国高校野球選手権岩手大会の決勝で、大船渡の163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)が登板せずに敗れた件について、同校に多数の苦情が届いていることがわかった。
 
 取材に応じた学校関係者によれば、試合当日の段階で150件、26日朝には留守番電話に53件の問い合わせがあったという。同関係者は「激励の言葉は100件中1件くらいでほとんどが苦情」。中には、電話ではらちがあかないと学校まで乗り込もうとする者もいたそうで、大船渡警察に巡回を要請したという。
 
 佐々木は24日の準決勝では「4番・投手」で先発出場し129球を投げて完封。しかし翌25日の決勝では投手としても打者としても起用はなかった。大船渡を率いる国保陽平監督(32)は「投げられる状態であったかもしれないが、私が判断した。理由としては故障を防ぐこと」と試合後に語った。目の前の勝利より佐々木投手将来を考えたのかという報道陣の質問には「そういうわけではない。佐々木が投げなくても勝ちを目指した」と回答した。
 
 
これ「佐々木起用法で大船渡に多数の苦情 学校に乗り込もうとする者も」と題した
2019726 156分 のスポニチアネックスの記事である。
 
 
確かにこの監督の起用法首を傾げる。
ここ決勝に来ての佐々木投手の起用せずの敗退は、地元ファンならずとも抗議したいのはヤマヤマである。この監督の「佐々木が投げなくても勝ちを目指した」と言う言葉には説得力はない! 百歩譲ってだとするならこの監督何故準決勝以前の試合で佐々木投手を休ませなかったのか? 勝ちたくてここまで来たのだろう? だったら佐々木投手を休ませたのは彼の将来を考えたからではないのか。だが高校生最後の夏の3年生への気持ちを考えてそう言ったのか? だとするなら逆に辛くなるのは、思い出を阻まれて卒業して終わって行く3年生がかわいそうであるし、監督はズルイと思う。何故なら佐々木を頼らずに、責任を押し付けられて敗れたからだ。終わって行く3年生は佐々木投手を頼っての甲子園の夢が潰えてしまった。優勝の二文字がほぼ手中だった最後の思い出が実力と言う現実で敗れてしまった。この苦い思い出は人生終わっても消える事は無いであろう。3年生の彼らの胸中を思うと余りあり過ぎて苦しくなってしまう。本当に残念である