元横浜市長の中田宏氏(54)は21日夜、横浜市内で開いた政治資金パーティーで、夏の参院選に自民党から出馬することを明らかにした。中田氏は「国際環境とわが国を考えたとき、今一度政治の現場で働く、日本のために尽くすことを決意した」と理由を述べた。
中田氏は平成5年衆院選旧神奈川1区で日本新党から出馬し、初当選。衆院議員を3期務めた後、14~21年に横浜市長を務めた。24年衆院選で日本維新の会から出馬し、4期目の当選を果たしたが、26年に落選後はテレビ出演などをしていた。
新し物好きの彼には信念は無用のように思える。
政治屋としての変遷がそれを良く物語ってる。自身が主導した横浜開国博を途中で投げ出しての維新からの衆議院選、少なくても政策の「途中投げ出し」のそしりは免れず、彼の政治人生に最後まで足かせは残ると思われる。けじめの出来ない政治屋の一人である。