笑うしかない 日米のトップの疑惑晴らす手法 刑事訴訟法の「疑わしきは被告人の利益に」=「疑わしきは罰せず」を利用した?

【ワシントン時事】トランプ米政権のロシア疑惑をめぐり、バー司法長官は24日、モラー特別検察官から受け取った捜査報告書の結論を議会に報告した。最大の焦点だった2016年大統領選でのトランプ陣営とロシアの共謀疑惑について「共謀や協力関係を確認できなかった」と報告書が結論付けたことを明らかにした。
【特集】米トランプ政権
 トランプ大統領は滞在先のフロリダ州で記者団に「共謀はなく、司法妨害もなかった。(報告書は)完全な潔白を示すものだ」と語った。トランプ氏の政権運営に影を落としてきたロシア疑惑の中核部分が「証拠なし」と判断されたことで、トランプ氏には好材料となりそうだ。
 モラー氏の捜査では、トランプ氏が大統領就任後に側近への捜査中止を連邦捜査局FBI)に求めた司法妨害疑惑も焦点となった。バー長官によると、モラー氏は、司法妨害に関しては罪を犯したとも罪が晴れたとも断定しなかった。しかし、バー長官は「捜査で得られた証拠は、トランプ氏の司法妨害を立証するには十分ではない」との見解を示した。
 バー氏が示した結論は4ページ分。民主党のナドラー下院司法委員長は、司法妨害に関するモラー氏とバー長官の結論に「重大な相違がある」と主張。「バー長官から聞き取りをし、すべての証拠を確かめる必要がある」と述べた。同党のペロシ下院議長は報告書の全面公開を求めた。
 
 
これ『ロシアとの共謀、認定せず=「完全な潔白」と米大統領-捜査報告書』と題した時事ドットコム201903250758分の報道だ!
 
 
ロシア疑惑はあったのか?
トランプ大統領は完全なる証が無いのは無い事の証明だと言う。
日本の法律にも「疑わしきは被告人の利益に」=「疑わしきは罰せず」と言うのがあるが、共に色んな手法を酷使して、自らの疑惑の証を妨害した事に尽きる。
事安倍首相に限れば、疑惑の解明に対する言葉が適切ではない事が多過ぎる。一つ「モリカケ問題」に例えれば、「私がやる筈がない」と言う。これは第三者が第三者に向かって当事者の質を現す言葉であって、決して安倍首相が言うような当事者が吐く言葉ではない。第三者が証を出して第三者が第三者に言う言葉であって、当事者本人が言う言葉ではない。また数ある度に「真摯に丁寧に」と言いながら唯の一度も「真摯に丁寧に」説明した事がない。これを嘘と言わずに何と言うのか?
いくら民主主義の世とは言え、権力者の権力者たる質の低下はそのままその国の低下につながる事を権力者は知るべきである。