幼稚園開校の為の国有地格安取得問題の所謂「森友学園」問題の初公判が行われたが、三権分立の筈の検察まで忖度か?

 学校法人「森友学園」を巡る補助金詐欺事件で、詐欺などの罪に問われている籠池泰典被告と妻の諄子被告は、初公判で起訴内容の大半について無罪を主張しました。大阪地裁前からの報告です。
 罪状認否を問われた籠池泰典被告は冒頭、「国策捜査は絶対許せません」などと話したうえで、起訴内容の大半について無罪を主張しました。
 午後1時半過ぎ、泰典被告は記者の質問に答えることなく険しい表情で、一方、妻の諄子被告は笑顔で大阪地裁に入っていきました。
 起訴状によりますと、両被告は大阪府豊中市で開校予定だった小学校の建設を巡り、国の補助金およそ5600万円をだまし取ったほか、運営する幼稚園で障がいのある園児などを偽り、大阪府と市の補助金およそ1億2000万円をだまし取ったとされています。
 6日の初公判で泰典被告は国の補助金詐欺について無罪を主張し、府と市の補助金詐欺については「一部について事実と異なる申請を行い、本来受けるべきでない補助金を受け取ったことは否めない」と話しましたが、だます意図はなかったとも主張しました。また、諄子被告は全面的に無罪を主張しました。
 裁判中、ときおり傍聴席に視線を向けることはあるものの、終始、落ち着いた様子で検察側の冒頭陳述を聞いていました。審理は6日以降14回行われ、今年10月30日に結審する予定です。(0616:14
 
 

これ「“森友”籠池夫婦 初公判、無罪を主張」と題した3/6() 16:34TBSNEWSである。

 
 
詐欺は騙す方と騙される方共に当事者である。しかしこの問題で考えれば検察は、格安に取得したのは籠池元理事長が騙したからだと断定したからだと思われる。が騙されたのは国つまり財務省近畿財務局と言う事になる。ところが裁くのは国の機構の法務省検察局であり、騙された財務省近畿財務局の保護と言う事になりこれは役人と言う全くの身内と言える。公判が始まればいづれ証拠認定に財務省近畿財務局職員も呼ばれようが、果たして真実が暴かれる事あろうか。恐らく今から財務省近畿財務局と検察で(公判維持の観点?)から綿密な裏の打ち合わせが今からいやもうとっくに始まっている事だろう。私が興味を持っているのは、その証拠認定に関係したと思われる安倍首相夫人昭惠さんも呼ばれるのだろうか。だとすれば検察史上稀に見る重大事と言える。そこで首相夫人を呼ばなくてよいように忖度していろんな理由を付けるような気がする。呼べば日本国宰相である安倍晋三首相の関与が日の下に晒されるからだ。国にとっては一大事だが私的には是非そうして貰いたいものだと願っている。