安倍内閣のこれだけの不祥事にも拘わらず支持率落ちないのは、何の事ない政治に無知無関心の国民が多いからである

 安倍内閣の支持率が回復している。テレビ東京・日経の世論調査では、支持率(52%)が不支持率(42%)を上回った。
 一方、同じ調査で加計学園獣医学部の設立経緯に対する安倍総理や加計理事長の説明については、「納得できない」(70%)が「納得できる」(20%)を大きく上回った。さらに、拉致問題の解決に期待できるか、については、「期待できる」人が32%だったのに対し、「期待できない」は60%にも達していた。
 世論調査で、安倍首相の政策や行動を評価、支持する声は決して大きくない中で、なぜ、安倍内閣の支持率は回復しているのであろうか。
 毎日新聞の調査では安倍内閣を支持する最大の要因は「安倍さんを評価」(23%)だから、ますます分からなくなる。
 おそらく、これは日本の国民性に由来するのだろう。日本国民には「お上を批判しない」「お上を倒すなんてもってのほか」という思想が先祖代々継承され、体に染みついてしまったのだ。
 英国の外交官アーネスト・サトウは幕末期の日本について、こう記述している。
〈日本の下層階級は支配されることを大いに好み、権能をもって臨む者には相手がだれであろうと容易に服従する〉
〈ことにその背後に武力がありそうに思われる場合は、それが著しい〉
〈もしも両刀階級の者をこの日本から追い払うことが出来たら、この国の人民は服従の習慣があるから、外国人でも日本の統治はさして困難ではなかったろう〉
 この文章を見た時、第2次大戦後の日本を想起した。私は自著「戦後史の正体」(創元社)で次の部分の引用をした。
トルーマン大統領は次のように書いています。「マサチューセッツ工科大学の総長コンプトン博士は、帰国後ホワイトハウスに来て私に説明した。彼にまとめてもらった覚書は次のとおりである。日本は事実上、軍人をボスとする封建組織のなかの奴隷国であった。そこで一般の人は、一方のボスのもとから他方のボスすなわち現在のわが占領軍のもとに切りかわったわけである。彼ら多くの者(にとって)はこの切りかえは、新しい政権のもとに生計が保たれていければ、別に大したことではないのである」〉
 日本国民は「主権は自分にある」という意識が極めて希薄なのだ。
 
 
これ『なぜ支持率回復…「お上を批判しない」という日本の国民性』と題した日刊ゲンダイ2018630日の記事である。
 
 
 私はそんな筈はないと言う考えだ。昨今からの「モリカケ」による安倍叩きに、政治に無知あるいは無関心族、いわゆる無党派層に近い連中が、もう良いだろう(決して良くはないが)と考えて同情の結果の言わば判官びいきと言えるのではないか。本当にこの安部晋三さんと言う男は幸運な男である。運も実力の内と言うが、この安倍さんは決して実力ではない。単純に運が良いだけだとしか考えられない。三角大福中の後の安竹宮の時代からしたら安倍さんなんて天国に近い。
 
 安竹宮=竹下 登、安倍晋太郎宮沢喜一