加計学園獣医学部新設問題で菅今治市長はそれの公開は不開示としたのは「長いものには巻かれろ」とのズルイ考えだ!!

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県今治市の職員らが2015年4月に首相官邸を訪れた際の面会内容について菅良二今治市長が16日、報道機関の取材に応じた。「(備忘録で面会を認めた)県は県の方向性でコメントしたのだろうが、私どもはあくまでも非公開」と述べ、面会者などは明かさなかった。「首相案件」との表現は「聞いていない」とした。
 菅市長は、愛媛県文書の判明を受けて市職員に聞き取り調査をしたと説明。しかし、内容の詳細は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返し、明言を避けた。面会相手の氏名も「控えたい」とした。
 さらに、加計学園問題を追及する野党について「この問題に忙殺されて本当に日本は大丈夫かと思う。政局にする動きは賛同できない」とも語った。
 市側はこれまで首相官邸の訪問を認めているが、面会内容は市情報公開条例の「国との協力・信頼関係が損なわれる」などの項目に該当するとして開示していない。
 この問題で愛媛県中村時広知事は10日、「職員が備忘録として書いた」と県職員が記録した文書があることを認めた。文書では県、市の職員と面会した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原(豊地方創生推進室)次長(当時)の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」とし、国家戦略特区での実現を強く勧めたことが記されている。【松倉展人】
 
 
これ『<加計問題>今治市長「私どもは非公開」面会者など明かさず』と題した毎日新聞4/16() 12:27の配信記事である。
 
 
この市長ズルイと言うかKYに富んでいる市長である。かなり現場で苦労した者であろう。
我々も加計問題みたいな場面には良く出会っているが、そのたびに「長いものには良く巻かれてる」(笑い)。生きていくにはしょうがない場面も良くあるから必要悪なのかも知れない。詳しく言うと、時にはこう言う場面に出会えばある意味喜んで利用する。役所側に不利になるような時には尚更である。簡単にいえばそれによって「貸し」を作れるからである。この市長もこの問題で崖っぷちに陥ってる官邸に、この詳細を公開しない事で、今後に含みを持たせ、今後を今治に(事業の許諾権者である国との全ての折衝で)有利に運ばせようと言う魂胆が透けて見える。でき得ればこんな駆け引きは避けて公開してもらいたいものである。