この国政選挙で、安倍政権の支持率が持ち直したようだが安倍首相の陰湿で後に残るやり方がまたもや継続され霞が関の官僚・役人の皆さん一番迷惑してる?

 ANNが週末に行った世論調査安倍内閣の支持率が44.2%と、2カ月ぶりに支持が不支持を上回ったことが明らかになりました。
 調査は4日と5日に行いました。内閣支持率は先月の調査に比べて7.3ポイント上昇しました。一方、支持しないと答えた人は41.5%でした。安倍総理大臣が自衛隊の存在を憲法に書き加える改憲案を発議したいという考えを示したことに5割近くが支持すると答えています。また、自民党に対抗する政党として立憲民主党希望の党のどちらに期待するか聞いたところ、立憲民主党51%、希望の党18%でした。希望の党については東京都の小池都知事が代表を続けた方が良いと思わない人が57%と、思っていると答えた人を上回りました。
 
 
これ「内閣支持率が再び上昇44.2%に ANN世論調査」と題したテレビ朝日11/6() 11:55の配信ニュースである。
 
 
しかし、この安倍晋三と言う男、本当に運の良い男である。55年体制の自民党の旧来型政治であったら、絶対と言って良い程首相にはなれなかった筈の男である。それが時代を反映したのか、対米どっぷりの追従型政治の恩恵を受け、選挙制度まで真似た小選挙区制のお蔭で、僅か3割強の支持で立法の過半数を得られたその制度のために、今日までの長期政権を得られたと言っても過言ではない。言い換えれば当時の2大政党制を目指し、小選挙区制に変えた現保守党党首の小沢一郎のお陰と言っても差し支えない。ある意味皮肉なものである。自分が選択した選挙制度に敗れてしまい、黄昏となってしまった小沢一郎その人である。でもその小沢一郎はこんなにも独裁政治になるとは思っていなかったのではなかろうかと私は思っている。旧来の自民党の派閥議員であっても、金と数に貪欲だった旧田中派=旧竹下派の派閥議員であっても、ここまで厚顔に平気でウソをついてまでも派閥=政権運営はせず、も少し柔軟な情のあるそれなりの常識的な運営方法だったような気がする。「森友・加計学園問題」を見ても、役人の忖度みたいな湿気のあるやり方では無く、逆に高圧的直情的に、「何々をやれ!」と言ってやらせた後に、人間的な対応をしたように思える。当時にそんな事やっても、今それを聞いてみれば、「クスッ」と笑える位幼稚だったようにも思えるのである。それに比べると安倍さんのやり方は、どうも陰湿で後に残るようなやり方だから、部下がこの人のためにと思えないやり方とも思えるのである。
何を言っても何をしても、現在の権力者は自民党総裁=日本国宰相の権力者安倍晋三なのである。何か一番迷惑してるの霞が関の官僚・役人であろうと思える。特にその中でも国会職員ではないだろうか?