日本経済新聞社の総選挙の世論調査で自民だけで安定多数の244議席を上回る見通し出たが信じられない!本当だろうか?

 本経済新聞社は第48衆院選について世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。それによると、衆院定数465議席のうち、自民、公明両党で300議席に迫る勢いだ。自民だけでも安定多数の244議席を上回る見通しとなっている。小池百合子東京都知事が立ち上げた新党「希望の党」は選挙区で苦戦し、比例代表と合わせても70議席程度にとどまるとの結果になった。
 
 調査は1011日に日経リサーチが電話で実施。小選挙区28%、比例代表19%が態度を決めておらず、22日の投票日まで流動的な要素は残る。
 公示前は定数475議席のうち290議席だった自民は、希望が勢いづけば大きく減らすとの見方があった。だが情勢調査で自民の議席獲得が「有力」または「優勢」となったのは、小選挙区(定数289)で約200議席比例代表(同176)で約55議席だった。
 青森、富山、鳥取、島根、山口、徳島、宮崎の7県では全選挙区を独占する勢いを示した。劣勢とみられた東北や東京などでも有利な戦いを進めているようだ。衆院解散後に民進党が希望や立憲民主党などに分裂。野党の候補者を一本化できたのが約60選挙区にとどまったことは、自民を利することになりそうだ。
 公明は公示前の34議席の確保にめどがつきそうだ。自民、公明を合わせ、衆院で与党がすべての常任委員長のポストを独占して安定的に運営できる「安定多数」を上回る勢いで、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席もうかがう。
 首相は「与党で過半数233議席」を勝敗ラインに掲げた。自民内では、自民単独で過半数を取れなければ首相の責任論が浮上するとの指摘もあったが、いずれのラインも上回りそうだ。
 公示前57議席の希望は、代表の小池氏が地盤とする東京でも全25選挙区のうち3議席。全国的にも民進出身者を中心に30議席弱と、選挙区での苦戦をうかがわせる結果だ。政権交代が可能な過半数からは遠く、比例代表を含めた約70議席からどこまで上積みできるかの勝負になりそうだ。
 立憲民主は民進出身者を軸に小選挙区10議席超、比例代表30議席超との結果で、公示前の15議席から伸ばし、第3党をうかがう勢いを示した。
 公示前は21議席だった共産党20議席弱、14議席だった日本維新の会は地盤の大阪を中心に約10議席をそれぞれ取れそうだ。社民党は1議席を確保できそうだが、日本のこころ議席獲得は難しそうな気配だ。
 無所属では、希望に合流しなかった民進出身者を中心に、選挙区で30議席弱との結果になった。
 今回の衆院選は「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極が争う構図で注目されている。
 調査結果では、自公が各選挙区で底堅さをみせる一方、希望の伸び悩みが浮き彫りとなった。共産などと協力する立憲民主が手堅く戦う様子もうかがえる。
 475だった衆院定数は465に減る。「1票の格差」を是正するため、小選挙区の定数を6県で各1減し、比例代表の定数も4減した。
 調査は日経リサーチが1011日、乱数番号(RDD)方式により電話で全国の有権者13万人を対象に実施し、約7万8千人から回答を得た。有効回答率は60.1%。
 【調査の方法】 調査は読売新聞社と協力して実施した。基礎データのみ両社で共有し、集計、分析、記事化はそれぞれが独自にした。
 有権者への電話は日経リサーチが1011日、乱数番号(RDD)方式で無作為に選んだ全国の有権者13229人を対象にかけた。全国で7万8285人から有効回答を得た。回答率は60.1%。
 政党別の獲得議席数は、過去の調査と投票結果との関係から予測モデルをつくり、シミュレーションで獲得する可能性のある議席の幅を推定した。この結果に全国の本社取材網による情勢判断を加えて最終的な予測議席数とした。
 
イメージ 1

 
これ「与党300議席に迫る勢い 衆院選序盤情勢  自民、単独安定多数も 希望は選挙区で苦戦」と題した日本経済新聞電子版2017/10/11 23:00の配信記事である。
 
 
どうも信じられない予測である。でも公的な新聞社が調査した結果である、信用するのが当然だが、私的には読売新聞社と協力とあるのが気になるが・・・・(笑い)
私はかなり政治に興味を持ってる方だが、時に選挙にではあるが、私の調査(唯の勘だが)では拙ブログで何度も述べたように、自民は現有議席は割り込むと思っていた。それは風の「希望の党」が一大旋風を起こす前提だったためだが、都知事の小池代表の「出しゃばり」によって突然失速し、その風が枝野代表の「立憲民主党」に移った感じがしたためと私は感じた。それに「松友・加計学園問題」をウヤムヤにしようとした安倍さんを決して国民は許さないだろうと思ったからだ。でも調査の結果こうだとは、国民も随分とお人好しである。国民には馴染みのない永田町と霞が関の論理であろう。寛容と忍耐の日本国民は健在である。悪い意味で中産階級意識がなせる業と思われる。何か私はこの結果を見る時、直接的に身に降りかからない事柄への無関心な国民は、気が付いた時には遅かりしとなるような気がしてならないのである。心配なのは国民がこれらを理解しての無関心ならまだ救いもあるが、無知で理解出来ずの結果だったらどうしよう思う今日である。