阪神・西岡剛内野手低給で頑張っている若い選手を考えもう少し頑張って頂きたい!

 阪神西岡剛内野手(32)が1日、西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、約15%ダウンの1800万円減、年俸9000万円でサイン。7月の左アキレス腱断裂から復帰のメドが現状で立っていないことを明かし、球団、ファンへ感謝の思いを胸に再起を目指すことを誓った。
 悪夢のような左アキレス腱断裂から約4カ月半。今季55試合の出場にとどまった西岡は年俸1億800万円から1800万円ダウンでサイン。「契約していただいたという言葉の方が正しいと思う。給料は正直見ていない」。感謝の2文字を繰り返した。
 現状では復帰への見通しは立っていないことも明かした。
 「僕自身(メドは)見えていない。プロの集団として戦ううえで、その体に戻せるのかというところが、戻せるよう努力はしますけど、現状では分からないですね。球団にもそう答えた上で契約してもらったので、感謝という言葉しかない」
 左足は日常生活に支障がない状態に回復し「風呂も自分一人で入れる」というが、まだ走れない。先週から打撃練習を再開したが「すぐマメができた。そういうところからのスタート」と状況を明かした。
 来季へ向け「自分の中では(時間が)足りないなという感じ」と説明。厳しい道のりが予想される。7月20日の巨人戦(甲子園)で負傷した直後は引退が頭をよぎったが、球団やファンに背中を押されて前に進んだ。
 「恩返しするのはグラウンド上での結果しかないと思う。1日も早く復帰して、もっと明るい顔をしてマスコミの皆さんの前に現れる日を待っといてほしいと思う」
 背番号「7」はFAで新加入の糸井に譲り、「5」で再出発する来季へ。先の見えない戦いを続ける。 (高瀬悟嗣)
 
西岡の契約について阪神・高野球団本部長
「公傷制度というのは、他球団も同じだと思いますけど(ありません)。配慮はさせてもらいます。これは西岡くんだからということではなくて、精一杯のぎりぎりのプレーをしてくれているということですから」
 
 
これ『阪神・西岡、1800万円減も「感謝という言葉しかない」』と題したサンケイスポーツ122日の記事である。
 
 
 プロ野球に憧れ、毎年50人弱の高校球児がドラフトで指名されプロの世界に飛び込んでいく。その中には高校で注目されドラフト1位指名でプロに入っても、一度も一軍で活躍する事無くプロを去る球児が殆どである。
そんな中に合って、イチロー松井秀喜等は類稀な才能で、日本のプロ野球のみならず、海を渡り、球児の最大の憧れと言うより夢と言っても良い舞台で活躍出来る選手はホンの一握りである。この阪神西岡剛もそんな一人であったが、海を渡ったがいいが、活躍の姿を見せないまま日本球界に復帰した中で、怪我とは言いながら以前の活躍をしないまま高級を貰ってる。ドラフトにもかからず、必死にプロで頑張ってる選手からしたら、この西岡選手なんぞは、何と幸せな選手だろうか。今の契約報酬は本当を言うと高過ぎる。その分若い選手に分けてやっても良いくらいだ。もう少し頑張って頂かないと、この西岡選手もう来年は終わりだろう。再起を促したい。