公明党の山口那津男代表が憲法9条を堅持との考えが解った 選挙が終わってからこれじゃこれ詐欺である

 公明党山口那津男代表は15日、東京都内で街頭演説し、憲法9条を堅持すべきだとの考えを示した。「9条の下で平和安全法制をつくり、切れ目ない防衛体制をつくる法的基盤を整えた」と指摘。「その議論の中で9条の考え方を再確認した。自ら否定する議論をするつもりはない」と述べた。
 安全保障関連法については「日本を取り巻く安保環境は厳しさを増している。この法制が日本の安全や国際社会の平和への貢献をなし得る努力を国として進めていかなければならない」と訴えた。
 
 
これ『公明代表「憲法9条堅持すべき」』日経新聞8月15日1922の報道記事である。
 
 
何じゃこれってな感じだ厚顔も甚だしい。これではまるっきり詐欺である。改めて公明党の党是を調べてみた。そしたら次になる。
 
一、〈生命・生活・生存〉の人間主義
二、生活者重視の文化・福祉国家
三、人間と自然の調和
四、人類益をめざす地球民族主義
五、世界に貢献する日本
六、草の根民主主義の開花と地方主権の確立
七、民衆への献身とオピニオン・リーダー
(平成六年十二月五日決定)
(平成十年十月二十四日一部改正)
 
これが党是だとするなら、自民党との共闘は何なのか、まるっきり整合性が取れないし、改憲との矛盾も感じる。しかも、民意を問うとして行った参議院選挙の後に前記の山口那津男代表の憲法9条堅持表明である。これでは国民を欺いたと言われても反論は出来ないだろう。要するに平和と権力を秤にかけたら、権力の方が重かったからそちらをとったと言う事である。何で今頃、選挙民をバカにしてる。こんなのが政党か。バカにされた選挙民がバカにされたとも思わず、従順する姿滑稽でさえある。アホらしくて言葉にするにも汚らわしい。