民主党政権で中止、自民党政権で復活した群馬・八ッ場ダム事業費に700億円何で小渕議員にへつらい税金投入だ?

 国土交通省は、群馬県長野原町に建設中の八ッ場(やんば)ダムの事業費を約700億円増額する方針を決めた。関係都県などの意見を聞く手続きを12日にも始める。昨年の本体着工時点で、事業費は計画の倍に膨らんでおり、さらなる大幅増額に関係都県などの理解を得られるかが焦点となる。
 同省は消費増税や、建設資材の高騰などを踏まえて増額を決めたとみられる。一部は東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉の1都5県に負担を求める。1986年に発表された基本計画によると、事業費は約2110億円だったが、04年の計画変更で約4600億円に倍増した。09年に民主党政権が発足して工事は一時中断したが、自民党の政権復帰を経て昨年1月に本体工事に着工した。【奥山はるな】
 
 
これ「群馬・八ッ場ダム事業費増額 資材高騰で700億円 国交省」と題した毎日新聞2016812日 東京朝刊の記事である。
 
 
 平成19年の民主党政権時の前原誠司国交大臣による、群馬・八ッ場の中止命令から約一昔、行政の継続性が破られ文字通りの政権戦略による復活である。確かに時の権力をまざまざと見せつけられるが、これ関係市町村の理解が得られるのであろうか。と言うのは関係市町村は勝手ながらこれは国策事業と考えて居るから、自分らがその工事費用を負担する等頭にさらさらないからである。自民党政権には協力の意思表示だが、カネの負担までは考えていないからである。ましてこれは地元議員小渕優子議員のモノと思ってる、旧来の自民党の悪しき習性へのへつらいともなるからである。