日歯連のトップ経験者ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕の報に体質を変えるか法律改正との声に 冗談じゃない体質を変えなきゃならんのは政治屋の方である。

 政治とカネの問題は終わらないのか。政治団体日本歯科医師連盟」(日歯連)のトップ経験者ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕された。日歯連を巡っては、2004年に自民党橋本派への1億円ヤミ献金事件などで当時の会長らが摘発され、同法の規制強化につながった。11年たっても変わらぬ事態に、関係者からは「法律を抜本的に変えるしかない」と厳しい声が上がった。【古関俊樹、関谷俊介】
 
 「会計は担当者=村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)=に任せていた。寄付を迂回(うかい)させたという認識はなかった」。今回、逮捕された日歯連元会長の堤直文容疑者(73)は逮捕前、毎日新聞の取材に対し、不正への関与を否定していた。
 
  また、日歯連前会長の高木幹正容疑者(70)は今年6月に東京都内で開かれた日本歯科医師会(日歯)の定期代議員会で会長に選任された際、事件について説明を避け、「捜査が終わり次第説明したい」と述べていた。
 
  3人の逮捕について、堤容疑者の会長時に日歯連役員を務めていた歯科医の男性は「まさか3人も逮捕されるとは。動揺している」と言葉を失った。また、日歯連のある職員は「会長経験者が2人も逮捕され、あまりに驚いている」と肩を落とした。
 
  日歯連内部に広がる衝撃と動揺。識者の見方は厳しい。
 
  政治資金制度に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は、04年の事件を踏まえ、「前回の事件をきちんと反省していない表れだ。(支援する候補を)当選させるために(資金が)いくら必要かをまず考え、それを実行するために、あの手この手を使って法の網をくぐり抜けようとしたのだろう」と組織としての問題を指摘。その上で政治資金規正法のあり方について、「企業・団体献金をまず禁止して、迂回献金についても厳格に制限すべきだ」と話す。
 
  税理士の浦野広明・立正大法学部客員教授(税法学)は「政治活動が厳しく制限されている日歯のような団体が、政治団体日歯連)を使って政治的な活動をしていること自体が問題。企業・団体献金という制度があるから事件が再び繰り返された。廃止を検討すべきだ」と話した。
 
 
これ「<迂回寄付>日歯連、体質変わらず…04年にはヤミ献金」と題した毎日新聞 930()134分の配信記事である。
 
 
 どのマスコミ・新聞も寄付した方の日歯連ばかり批判してるが、冗談じゃない、贈収賄と同じで、いくら執拗にされても要は受け取らなければ済む問題である。こう言う場合、寄付する方はあるいは贈賄側は見返りのために手段は択ばないのが常道である。全ては受け取る側の姿勢如何で片付くのが当たり前の話である。それを何がやる側も体質だ。そんなのおかしい。民間では売り上げを上げて成績を上げるには、刑事罰すれすれが当たり前なのに、体質とは余りにも事の次第を知らな過ぎる。言い換えれば馬鹿であり無知この上ない輩である。
それに比し、政治屋は何だ、企業献金は貰うは政党助成金は貰うはで、我々国民に言わせれば代議員どころか、人間のクズ以下ではないか。そんな低俗な人種にシッポを振ってるマスコミ、特に5大紙を含めた記者クラブの機関紙等、自分らを少しは反省したらと私は言いたい。