安倍首相「解散総選挙、まったく考えてない」とした言葉に嘘は無い

 安倍晋三首相は9日午前、東京都内での講演で、国会で審議中の安全保障関連法案をめぐり、衆院を解散して国民の信を問う考えがあるかについて、「解散総選挙を行うことは、まったく考えていない」と否定した。
 講演後の質疑で「安保関連法案には世論でかなりの反対がある」と、解散の可能性を問われて答えた。首相は「議論を進めていけば、理解は少しずつ増えていくと思う。丁寧に、なるべく分かりやすく説明していきたい」とも語った。
 安保関連法案は5月に審議入りしたが、報道各社の世論調査では法案への反対が増加傾向にある。与党は今月中旬の衆院通過を目指している。

これ『首相「解散総選挙、まったく考えてない」 安保法案巡り』と題した朝日デジタル7月9日16:50の報道記事である。

 もしマスコミの支持率数値が良ければ、是非とも解散したかったろうが、これだけマスコミだけでなく、違憲の判断が示されれば、こんな筈ではと思いながら、今解散すれば完全に負けると解っているから、絶対と言って良いほど、解散はしないだろう。逆に返す返すも、先の衆院憲法審査会で自公及び次世代の党推薦の参考人憲法学者が「安保法案」を違憲と発言したのは審査会長の船田元のバカさかげんを忌々しく思っている事だろう。が後の祭りである。抜けていると言うか、政治史上初の珍事である。笑うしかない。まっそれだけ自惚れていた裏返しでもあろう。その事によって多数決の原理で楽に採決が、一転史上稀に見る拙速法案と成ってしまった。あの「驕る平家」の安倍首相今後いばらの道と成る事請け合いである。アンチ自民であるこちとらとしては久しぶりの美酒である。