国は勤務時間を前倒しする朝型勤務「ゆう活」を実施するみたいだが零細企業の現実も考えて頂かないと

 政府は26日、7~8月に勤務時間を前倒しする朝型勤務「ゆう活」について、全国家公務員約51万人のうち、4割強に当たる約22万人が実施する見込みだと発表した。「霞が関」の中央官庁でほとんどが実施するのに対し、地方部局では窓口業務を伴う部署は導入を見合わせた。
  内訳は、中央官庁で全職員の8割弱が実施。地方部局では、ハローワークや税務署などで前倒しが困難だとして実施を見送るため、全体の4割程度にとどまった。
  政府は「ゆう活」を社会に浸透させるため、テレビ広告などの広報活動にも乗り出す方針。国家公務員への導入をきっかけに普及した「クールビズ」や「完全週休2日制」の再現を目指す。
  「ゆう活」は勤務時間を1~2時間前倒しするなどして、夕方の時間を家族や友人と過ごす生活スタイルの愛称。政府はゆう活を通じて長時間労働の抑制や業務の効率化を図りたい考えで、民間企業や地方自治体にも導入を呼び掛けている。

これ「朝型勤務、22万人実施へ=国家公務員の4割―政府」と題した時事通信 6月26日(金)15時27分の配信記事である。

 私は僻みだろうか。我々零細企業には考えられない事である。言い方を替えればお役所だから出来る事であり、大企業だから出来る事だと思っている。私たちは遅れているのかも知れない。私は零細企業の経営者である。今でこそ病気したから息子に仕事を譲っているから、毎日が休日みたいだが、一線で働いていた時はお役所みたいな1日8時間労働なんてものではなかった。自分の会社だから当たり前と言われるかも知れないが、私だけでない、従業員までもがそうであったし、今でもそうである。良く考えればだからこそ無理してこういった病気になったのかも知れない(笑い)。当時私には余りにもやる事が多過ぎて、当時の労働省週休二日制等迷惑そのものだった。出勤等夏で無くとも皆7時30分には会社に出てたし、私等それより30分前には来てた。退社だって皆夕方6時過ぎだった。私等は7時頃退社だったからクールビズなんて当たり前の話だ。我々が朝一仕事終わった8時20分頃公務員の皆さん方、我社前を出勤してたのを見て、公務員って気楽なもんだなーと考えていたもんだ。我々田舎で無くとも、東京大田区の下町工場の零細企業だって似たようなものだと思っている。そう言う現実も見て頂かないとと何度思った事か。