野党再編に向け橋下さんを国政に引っ張り・・・・と画策する松野さんだが果たして・・・・

 維新の党の松野頼久代表は24日、日本経済新聞のインタビューで、年内に100人規模の新党結成を軸とした野党再編をめざす考えを示した。政権交代が可能な勢力をつくり、緊張感のある国会運営の必要性を指摘。安全保障関連法案を巡っては、近く示す維新案への賛同を与党に呼びかける。
 ――野党再編に向け「年内に100人以上結集」を訴えている。
 「既存政党の合流は国民から見ても魅力はない。維新も民主も全部解散(解党)して一つの旗の下に集まるのがいい」
 ――旗印として橋下徹最高顧問はあり得るか。
 「国政に出てきてくれるなら十分あり得ると思う。橋下氏であれ、民主党岡田克也代表であれ、皆で決めればいい」
 ――両氏は相いれない関係ではないか。
 「維新と民主は表現方法が違うだけで考え方は近い。そんな甘いことを言っていたら政権交代はできない」
 ――安保関連法案の対案が正式にまとまれば国会に提出するか。
 「国会で通らないものを提出しても仕方ない。維新案に賛成してくれる確証があれば出す。政府案の修正協議には応じない」
 ――政府案は違憲か。
 「(個別的自衛権ではなく)集団的自衛権として武力行使するのは違憲だ。我々の案はあくまで『自国防衛』の範囲内で、今までの個別的自衛権よりは若干広い」
 ――「自公維路線」に傾いたとみられている。
 「与党にすり寄っていないし、例えば労働者派遣法改正案には反対した。我々は野党だ」
 ――党をうまく統治できていると思うか。
 「色々な意見があってもいい。最後に決めたことには従うという文化はできつつある。執行部の意思統一もできている」
 ――党分裂を心配する声もある。
 「そこは僕のハンドリングだ。うまく収める」

これ『維新・松野代表「野党再編は新党軸に」 』と題した 日本経済新聞電子版の6月25日0:01の報道である。

 ――旗印として橋下徹最高顧問はあり得るか。との問いに「「国政に出てきてくれるなら十分あり得ると思う。橋下氏であれ、民主党岡田克也代表であれ、皆で決めればいい」とした松野さんの答えに全ててが凝縮されている。次の問いに対しても
 ――両氏は相いれない関係ではないか。
 「維新と民主は表現方法が違うだけで考え方は近い。そんな甘いことを言っていたら政権交代はできない」とした答えである。
橋下さんはああ言う人である、一度嫌いになればとことんの人であり、逆に岡田さんは原則主義者のように見えるが内実は考え方の小さい頑固者であり、橋下さんとは問いのように水と油だろう。と言う事は野党の大合同はないと言えるし、松野さんの期待は実現しないし、返って自民の一部と橋下さんとの合同の方が現実的だ。恐らく岡田さんは社民系と一緒になり生滅する方が近いと思う。