ギリシャが6月の国際通貨基金(IMF)への融資返済はできないとの考えを示した事にはあきれた これは開き直りか

アテネ 24日 ロイター] - ギリシャのブーチス内相は24日、債権者との間で合意に至らなければ、6月の国際通貨基金IMF)への融資返済はできないとの考えを示した。
 内相はメガテレビで、6月のIMFへ返済総額は16億ユーロだが「返済する資金はない」と述べた。
 債務不履行(デフォルト)によるクレジットイベントについての質問には「模索しておらず、望んでもいない。われわれの戦略ではない」指摘。その上で「(債権団との)強力な合意に向け協議を続けている」と述べた。ただ債権団が求める極端な財政緊縮策には反対するとした。
 またラファザニス・エネルギー相は24日、「いわゆる(国際)機関は過去4カ月の間、ギリシャ国民に苦痛を点滴注入してきた」と非難。向こう数日間で約束に沿う形での合意に至らない可能性に備え、政府は準備する必要があるとの考えを示した。

これ「ギリシャ、債権団と合意なければ6月のIMF返済は不可能=内相」と題したロイター 5月25日(月)8時0分配信の報道だ。

 無い袖は振れないと言う事で、全くの開き直りである。この記事を見て私は自国の行く末を予想させられて、面白おかしく感じた。
 形と状況は違っても、官僚・役人の力が強くなりそれに比し、議員の力が弱くなって、立法府が行政の修羅場と化し、結果行政=役人の数が増え、このギリシャと同じ事となる。何か夢が正夢に思えた。杞憂であってほしいが、何年経ったら解かるだろうか。