負ける事解かってた橋下徹大阪市長 政界引退は既定路線?

 住民投票での敗北を受けて、今年12月の市長任期満了とともに政界から引退する意向を示した橋下徹大阪市長は、地域政党大阪維新の会の代表も辞任する考えだ。
 大阪維新は、都構想を前面に押し立てた4月の統一地方選大阪府議会、大阪市議会の第1党を得たばかり。「看板政策」と「創業者」を一気に失うことに、所属議員には危機感が広がる。
 「都構想が否定されて、動揺している議員が多い。まずは議員が一致団結しなければダメだ」。大阪維新の美延映夫・市議団幹事長は18日朝、こう語った。この日午後、所属市議36人全員による会議を開き、今後の対応について協議する。
 橋下氏は政界引退を表明した17日夜の記者会見で、都構想について、「今回で結論は出た。悔いはない」と断念する考えを示した。大阪維新に関しても、「個人政党じゃない。(市長任期満了までの)残された期間で次のリーダーに引き渡していくのが、代表としての最後の務めだ」などと述べた。
 4月に初当選した市議は「都構想実現を目指して立候補したが、目標を見失ってしまった。議員にとどまるべきなのか」と動揺を隠せない。維新府議も「次の政治目標や政策を考えなければならないが……。今は全くの白紙で、思いつかない」とぼうぜんとした様子で語った。

『「目標を見失った」…動揺隠せぬ大阪維新の議員』と題したyomiuri online5月18日 11時38分の報道である。

 機をみるは人一倍の性質(さが)、先般の衆議院選で彼は「大阪都構想」負ける事解かってたと思う。が大口をたたいた手前、そうせざるを得なかった。と言うのが真相だろう。しかし、特に政治家の言に二言はあるのである。実は彼は大阪市長選でも同じ言って二言通り出て当選したから、今回もまた言ってはいるが100%信用は出来ないのである。特に権力者を経験した者はいずれまたがほぼ100%と言って良い。
 そしてまたこう言う権力者ほどメンタルでモチベーションを維持出来なければやる意味ないと考えスッキリと自分の考えにけじめをつけるだろう。だからこそスッキリとして、笑顔で話せるのではないのかと私は思う
 けんか論法者は相手にケンカ売って、全て思いを話させ、それを聞いてジックリ料理するのが建前だから、それをやらないこのような会見の場合はかなりいい加減で殆どと言って良い程信用は出来ない。なんだかんだ言っても彼は普通の政治屋とは違う政治家と私は見たいし、今後国政に参画する事を期待してやまない。それが今の私の正直な気持ちである。