昨日のNHK連続テレビ小説「マッサン」には泣かされてしまった

 NHK連続テレビ小説を見るのは、第4回放送の「うず潮」以来だからかなりの年紀が入っている。「うず潮」と言えば昭和39年だから、丁度東京オリンピックが開催された時だから我も驚く。以来欠かさず見て来たが、本当に面白くなく、見なかったのは第80回「つばさ」と第84回「おひさま」と第87回「純と愛」くらいなもんである。但し第84回「おひさま」についてだけは、単純に私が主演の井上真央が嫌いだったから見なかったと言う事だけだった。がしかし、こうして羅列してみると、私も半端じゃ無く大したものだと自分に驚いている。これも自分の会社だったから出来たんだなあと今思ってる。
 話を戻せば、ニッカの創業者ご夫婦がそれもサントリーの創業者の御曹司を頼まれて与かり、原理原則論者みたいな頭の良い御曹司に、自然の夫婦愛や近所愛を見せたところ、継母故に、実母の愛に飢えていたその御曹司が、それに感極まって泣いたその体を、妻の亀山エリーが後ろからソッと抱くシーンだった。見ていた私たち夫婦も共に泣いてしまった。そこで終わったのだが、いつもそれを見て面白おかしくコメントする、次番組の「あさイチ」のキャスターの有働アナたちやコメンテーターの皆さん方も、すぐに話せなかった。久しぶりの感動ドラマであった。