ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんの関係改善呼び掛けに在籍してた日亜化学がそんな無駄な時間より研究をと応じた日亜化学は当然である

 ノーベル物理学賞の受賞が決まった米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)が、かつて勤務していた日亜化学工業に対し関係改善を呼び掛ける記者会見を開いたことを受け、同社は4日、「中村教授は今回の受賞について、弊社に対する深い感謝を公の場で述べられており、それで十分と存じております」とのコメントを発表した。
  日亜化学は中村さんについて「15年前に弊社を退職された方」とした上で、「何かをお願いするような考えは持っていません」と今後の共同研究などの可能性を否定。中村さんが求めた小川英治社長との面会も、「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、物理学に大きく貢献する成果を生み出されるようお祈りしています」として、受け入れない考えを示した。 

これ『「弊社への感謝で十分」=中村氏の関係改善呼び掛けに―日亜化学』と題した時事通信 11月4日(火)13時3分の配信記事である。

 文化勲章を受章した米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)は3日、東京都内で記者会見し、「受章を機に、(社員だった)日亜化学工業と関係の改善を図りたい」と述べた。また、ノーベル物理学賞の賞金(約4000万円)の半分を母校の徳島大に寄付する意向を示した。
 中村さんは、青色発光ダイオード(LED)の発明対価をめぐる過去の訴訟などによって、日亜化学の小川英治社長とは「関係が悪い」と説明。「徳島にも行きたいが、日亜化学との関係を良くしないと行きづらい」と述べた。
 その上で、小川社長との面会を希望しているとして、「人生短いから。過去のことは忘れよう、将来だけ見て生きようと。けんかなしで終わりたい」と語った。(2014/11/03-16:19)

こっちも『日亜化学との関係改善希望=「過去のこと忘れよう」-ノーベル賞中村氏』と題した同じ時事通信の記事である。

 この呼びかけに日亜化学の回答が「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、物理学に大きく貢献する成果を生み出されるようお祈りしています」とした日亜の返事は当然であると私は思う。いかに日亜が怒っていたかの強烈な皮肉である。私は現在まで生を受けて以来学生時代のアルバイトを除けば、一度も他人に使われた事が無い。だからいつも経営者側、企業側の方からしか考えれないのかも知れない。だから中村さんのような考えは決して理解出来ないのである。理解出来ないどころか、今回の日亜化学の回答に賛辞を贈りたいほどである。私には何を今更の感である。しかも、中村さんが関係修復しないと郷里に行きづらいと発言してる事である。これ等中村さん自ら語るに落ちたと言う事ではないか。もし私だったら、こう言う事してしまえば、恥ずかしくて二度と郷里の土は踏めないだろう。
 参考までに、この問題について、私がこのブログで記事にしてるので参考にされたい。
http://blogs.yahoo.co.jp/reikun11/26630623.html