小渕優子前経済産業相に見るマスコミ報道のおかしさと知らない事の恐ろしさ

 小渕優子経済産業相政治資金収支報告書をめぐる問題で辞任したことで、将来の自民党総裁レースに異変が起きそうだ。小渕氏がいずれ額賀派平成研究会)を継ぎ、小渕派へと衣替えするのは、永田町では衆目の一致するところ。派内で「小渕首相」の誕生を待ちわびている議員は少なくない。だが、今回の辞任劇で勢いがそがれたのは確か。「落ちたプリンセス」に対し、党内では同情と失望が交錯している。
 ■涙こらえながら
 「経済再生、女性の輝く社会の実現などさまざまな課題に、何一つ貢献できなかったことを心からおわび申し上げます…」
 20日午前の首相官邸。小渕氏は安倍晋三首相に陳謝した。その後の経産省での記者会見では、涙が出るのをこらえながら「すべてが甘かった。ゼロから出直したい」と語り、無念の表情を浮かべた。
 小渕氏は急死した小渕恵三元首相の後継として26歳で衆院初当選。麻生太郎内閣では少子化担当相に起用され、戦後最年少の34歳で初入閣を果たした。今年9月の内閣改造で再入閣し、順調に権力の階段を駆け上がっていた。
 日ごろから全国を飛び回り、同僚議員の応援演説をこなす小渕氏の人気は党内でも高い。いつしか将来の総裁候補と目されるようになり、ある額賀派幹部は「あと10年も雑巾がけをすれば、派閥を率いて女性初の首相になる」。議員を引退してもなお同派に絶大な影響力をもつ青木幹雄参院議員会長は周囲に「小渕氏は大事にしないといけない」と漏らしていた。
 そんな小渕氏だけに、額賀福志郎財務相は16日の額賀派総会で「何があっても支える」と強調。派内には「収支報告書の記載を正せば済む話だ」との楽観論が飛び交った。だが、ずさんな会計処理が次々と明らかになり、窮地に陥っていく。
 「将来の首相候補として期待していたのに、ガッカリさせないでほしい」「まだまだ説明不足だ」…。
 党内には失望感が広がった。
 ■いばらの道続く
 父親の小渕元首相は、中選挙区時代の旧群馬3区で福田赳夫中曽根康弘両元首相に挟まれる形で「ビルの谷間のラーメン屋」と自らを評し、その庶民的なイメージから世論の好感を得ていた。それだけに、今回、平成22、23年分の収支報告書で支持者向けの観劇会の収支が2642万円も食い違っていた事実は、父親のイメージとのギャップも印象づけた。
 小渕氏は会見で「私自身が分からないことが多すぎる。なんでこうなっているのかという疑念をもっている」と語ったが、党内には「小渕氏は若いし、将来に備えるには早めに身を引いてよかった」(幹部)とかばう声は少なくない。
 だが、閣僚を辞任したとはいえ、政治家としての説明責任はいまだ果たせていないのが現実だ。第三者を入れて調査を続ける意向を表明した小渕氏だが、いばらの道が続きそうだ。

これ「総裁競争に異変も “落ちたプリンセス”に茨の道」と題した産経新聞10.21 08:0021日8:00の報道記事である。そして辞任後に就任した宮澤経産相には今度SMバー通いの経費を政治活動費で処理かとう言う報道を聞くに、何をかいわんやである。本当に話にならない。

 そもそもこの小渕氏をいつ誰が総裁候補と認定した?そんなのマスコミが作り上げた勝手な偶像に過ぎない。いつもそうである。必ずや政治屋(私はどうしても政治家とは言いたくない)はマスコミを懐に入り込ませ既成事実化をやりたがる。結果的にそれが政治屋レースに勝ち残る手段だと言う事だ。逆説すればこのような政治風土にしたのはマスコミのせいであり、責任は重大である。政治屋はマスコミを利用したと思っているだろうが、その逆で利用されてると言った方が正解である。
 またこの小渕議員であるが、会見見てると本当に知らなかったように見える。本人は被害者ぶってるが、政治屋として最低の人間と言える。そもそも知らない事の方が問題と言う事さえ理解してないみたいである。こんな恐ろしい事無いのである。だって子供が悪さをして、周りに迷惑をかけている時に、その自分の子供の行為が悪い事だと解からないで、注意した人間を見てなんだこいつはと思って見てる、子の親にそっくりである。つまり良悪さえ判断出来ない人間と言う事になるのである。そんな人間が国会議員ならば尚更良識の無い人間、言い換えれば非常識な人間となり、0からの出発だなんておこがましいにも程があるし、そんな言葉を吐く事自体非常識である。事の認識さえ無いと言える。こんな人間等いらない、即刻辞任してもらいたい。
 その小渕議員に変わったばかりの宮澤議員に今度はSMバーに政治活動費だ。自分は行ってないと言ってるらしいが、そう言ってる事がそもそも問題であると言う事も解かって無い馬鹿者である。これではまともな議員等いない事だろう。情けなくて言葉も出ない。このSMバー問題、バロディー風に書けば、行ってないと言う宮澤議員、だったら行ったのアベちゃんか。(アッハッハッハッハッハッ)