小渕優子経済産業相の顔写真入り特注ワインを贈っていたとは何て今時ダサイ趣向だ

 小渕優子経済産業相の地元事務所が今年、群馬県の選挙区内に住む男性に対し、慶事の祝い品として赤と白のボトルワイン計2本を贈っていたことが分かった。ボトルには小渕氏の写真が印刷されたラベルが貼られており、特注品とみられる。公職選挙法は選挙区内の有権者への利益供与(寄付行為)を禁止しており、同法違反の疑いがある。【角田直哉、町田徳丈、杉本修作】
【東京育ちの小渕氏】「元首相の父と違って、親近感は薄い」
 ◇赤白2本、顔写真つき
 群馬県内の70代男性によると、小渕事務所の地元秘書が今年、男性の自宅を訪れ、慶事の祝い品として、持参した箱入りの赤ワインと白ワイン各1本を渡されたという。いずれも720ミリリットル入りのボトルには、小渕氏のほほ笑む顔写真と「優しさ輝く日本の未来 おぶち優子」などと印刷されたラベルが貼られ、裏側のラベルには同県中之条町の地ワイン製造会社名などが書かれていた。
  ワインは特注品とみられるが、製造会社のホームページによると、レギュラーワインで1本1000~2000円、贈答用の赤白セットは2600円などで販売されている。
  公職選挙法199条は選挙区内の有権者に対する金品などの寄付行為を禁じている。禁止行為のうち、選挙に関しない寄付や社交の程度を超えない寄付には50万円以下の罰金を科すと規定している。
  小渕氏を巡っては、資金管理団体「未来産業研究会」から実姉の夫が経営する服飾雑貨店などに計約362万円が「品代」として支出計上されていたのをはじめ、ベビー用品や化粧品、下仁田ネギなど、同団体の不透明・不適切な支出は1000万円を超えていた。
  こうした支出について、17日の衆院経済産業委員会で野党議員から選挙区内の有権者への贈答品ではないかと問いただされた小渕氏は「選挙区に(贈り物をしたこと)はありません」などと答弁していた。

これ「<小渕経産相>地元事務所、有権者にワイン…公選法違反疑い」と題した毎日新聞 10月20日(月)7時10分の配信記事である。

 この記事見て正直驚いたと言うより笑ってしまった。今時議員の顔写真入りの贈答品何て、贈る方も贈られる方も一昔古いんじゃないかと、変に何か可哀そうに感じた。
いくら田舎でも私の方ではもう無い。確かに一昔前は私の方も、「おらが先生」と言って年寄たちは崇めたもんだが、こう世が発達し、IT時代に入るとそれも時代の波として興味も薄れ、今や完全なる化石となってしまった。しかし、未だそういうところあったとは。ホント驚きであると同時に、このような程度の低い有権者に守られて現存する現政権自民党が国民の支持過半数と称し、好き勝手し放題に改めて怒りがこみ上げる。もう世も末と言う事か。
 
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