小渕経済産業大臣の政治資金問題、誰でもやっていると言う認識しか無い先生方とこの問題を一切報道しない読売新聞

小渕経済産業大臣の後援会を巡って、16日発売された週刊誌が、政治資金収支報告書上、政治資金の使い方に不明朗な部分があるなどと報じました。
これについて、小渕大臣は、15日夜、記者団に対し、後援会などに調査を依頼しており、しっかり対応したいという考えを示しました。
16日発売された週刊誌は、小渕経済産業大臣の後援会が過去に行った観劇会について、政治資金収支報告書では、劇場側に支払った支出に比べて、参加者から集めた収入が大きく下回っており、政治資金の使い方に不明朗な部分があるなどと報じました。
これについて、小渕大臣は、15日夜、経済産業省で記者団に対し「今回の指摘をいただいたことで知ったという状況であり、正直驚いている。今、後援会や関係する団体に調査をしてほしいとお願いしているので、しっかり対応していきたい」と述べました。
さらに小渕大臣は、記者団が「こうした行事に大臣自身も参加していたのか」と質問したのに対し「行っている年と行っていない年があるが、私自身もごあいさつに伺っていた」と述べました。
こうした状況について政府高官は、15日夜、記者団に対し、小渕大臣から経緯を詳しく聞いたうえで、みずから説明責任を果たすよう促す考えを示しました。

これ『政治資金巡り一部報道 小渕氏「しっかり対応」』と題した10月16日[木曜日]のNHKニュースである。

政治資金でベビー用品や化粧品、著名デザイナーズブランドまで??。小渕優子経済産業相資金管理団体は政治活動との関係が薄いとみられる領収書を添付し、政治資金として計上していた…。
 小渕優子経済産業相資金管理団体が、実姉の夫が経営する東京都内の服飾雑貨店などに「品代」として2008年からの5年間で38回、計約362万円を政治資金から支出していることが分かった。専門家は「政治資金として不透明な支出で、不適切」と指摘。このほか資金管理団体からは、百貨店でのベビー用品や化粧品、著名デザイナーズブランドなどへの支払いも確認され、疑義を持たれる支出は1000万円を超えており、小渕氏に説明責任が求められそうだ。
 ◇「品代」5年間で38回
 毎日新聞は小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の領収書を情報公開請求し、開示対象となる09?12年の領収書を入手。公開されている08年の政治資金収支報告書と併せて5年分の支出を分析した。
 これによると、資金管理団体は09?12年、小渕氏の実姉であるデザイナーがオリジナルショップとして09年に出店し、その夫が代表取締役を務める東京都港区南青山の服飾雑貨店に「組織活動費」の中から36回、計約339万円を支出した。08、09年には、実姉が創立し代表を務めるデザイン事務所にも、「品代」として計23万円を支出していた。
 小渕氏の事務所は「質問が多岐にわたるので確認してみる」と文書で回答した。【杉本修作、町田徳丈】
 ◇政治資金制度◇
 政治団体政治資金規正法に基づき寄付や支出の収支を報告する制度。団体が寄付などで集めた政治資金は公共性が高いとして非課税となり、寄付した側が税制上の優遇措置を受ける制度もある。支出には「事務所費」や「組織活動費」などの項目があり、国会議員の資金管理団体など関係政治団体は人件費を除く1件1万円超の支出は報告書への記載義務がある。総務省の施行規則では、事務所費は「事務所の維持に通常必要とされるもの」と定義され、組織活動費は「政治団体の組織活動の経費」と定められている。

こっちは「政治資金:小渕氏団体、親族の店に362万円支出」と題した毎日新聞10月16日 08時00分の報道記事である。

 恐らく、この大臣やこの大臣の関係者の方々は、こんなの記事になるのか、皆やってる事なのにと言ってる愚痴が聞こえてくる。つまり国民の常識、国会議員の非常識なのであり、国会議員の常識は国民の非常識なのである。同じ同類種族に、官僚と公務員等の役人がいる。日本の国はここから間違っているのである。がしかし、人の好い打たれ強いそれなりの従順な日本人は我が国を任せている政府に随分と寛容であり、何をされてもそれを信じ決して疑いさえも持たない、都合の良い民族である。私もその一員の国民だが、異端児と言った方が良いのか。本当に残念である。体が健常者であれば、これを糾弾する仲間を集い首相官邸に押しかけて安倍首相を問い詰めて離職証書にサインさせ国会に押し入りたいと今思っている。本当にそれが出来なく残念である。まっ!固く考えずに、所詮国会議員なんてこんなものと思えば気が楽である。

 またこれだけの不祥事(国民から見ての政治資金の不正・不明瞭は犯罪である)が考えられる週刊誌報道がありながら、殆どの全国紙やローカル紙が報道してるのに、全国紙の一角である読売新聞が報道してないのはこれ如何。報道の一員としての立場に疑問。
 
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