今課題の少子化は男女同権による自然の摂理の崩壊でのセックスレスがもたらした弊害そのものである

 戦後の経済復興に乗じた、そのゆとりに合わせ意識の向上や民主的思考が生まれ、男女同権の社会が生まれた。そのために女性の地位が向上し、多数の女性が労働市場に参画していく事になって行った。社会構造の変化と合わせ余暇の余裕が極端に減ってしまった。そのために、共働きの家庭が増え、女性が家庭を守るスタイルが崩れ、夫婦生活にゆとりが消えてしまい、夫婦の語らいの場も減り本来の家族制度が歪んでしまった。いわゆる昨今に話題になっている、セックスレス夫婦の多さである。これでは子供等出来る訳が無く、唯の同居人でしかない。
 戦後は貧しかったが、夫婦の語らいだけは旺盛であった。社会構造がそんなに変化してなかった時代だし、今みたいに、余暇を過ごす材料もそんなになかったしやる事もそんなになかったから、必然と異性に対峙出来る時代でもあったから、当然動物的本能が維持されたのは当然である。だからこそ子供も出来たのである。が今はどうだ、女性は男性並みに労働社会の中枢になり、中にはキャリアウーマン等と言われ、時には男性以上の地位も珍しくも無くなってしまった。こうなれば有史以前の我が国の男性が働き、女性が家庭を守る形態が全く崩壊し機能しなくなってしまった。これでは少子化は当然の結末と言えよう。私はおそらく女性の方々には袋叩きに会うだろうが、それでも言わせて頂けば、少子化の直接原因は何の事無い、男女同権に合わせた女性の労働参加の原因が少子化を形成してしまったのだと断言する。この意識さえ変わらなければ、少子化の解決は絶対と言ってよいほどあり得ないと断言する。