「集団的自衛権の行使」問題今国会中断念、それに傾斜する安倍首相、それより自分がその最前線の現場に行って見るが良い。言うのはその後である

 自民党石破茂公明党井上義久両幹事長は18日午前、東京都内で会談し、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更について協議した。井上氏は党内の意見集約が難航していることを説明。22日までの今国会中の与党合意は難しいとの認識を伝えた。会談後、石破氏は「公明党が了承しなければ会期内に(合意)できない。難しい状況だということは承った」と記者団に語り、閣議決定に向けた日程を井上氏と引き続き調整する考えを示した。
  これに関連し、菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で「当初から期限ありきではなかった」と述べ、会期中の閣議決定を見送ることを認めた。ただ、「与党でしっかり議論し、方向性を出してほしい。かなり議論しているので、そこは期待したい」とも述べ、与党合意に時間はかからないとの認識を示した。一方、幹事長会談に同席した公明党の漆原良夫国対委員長は18日、「党内がまとまらないで、日程だけが先に決まることはないだろう」と記者団に語った。【高橋恵子、木下訓明】

これ「<集団的自衛権閣議決定先送り 菅官房長官認める」と題した毎日新聞 6月18日(水)14時52分の配信記事である。

 安倍首相は気が違ってしまった。国民の受益の優先順位間違っている。いやそれとも一国の宰相となれば「木を見て森を見ず」の言葉通り、いい気になっての大局的見解を優先するのだろうか。今国民に何が一番必要かを解かっていないのではないか。原発問題、少子高齢社会への抜本改革、そして高騰する医療費問題に対する行政改革の問題等やる事が山ほどあると言うのに、今もって彼の政治課題は、「集団的自衛権の行使」問題である。どうしてもやりたければ、その最前線になる自衛隊の隊員になって自分が先に行ってみてからにしたら良いと私は思う。いくら憲法の解釈であっても実際に最前線に向かうのはその隊員たちである。当然にその家族は反対するだろう。それでなくても少子高齢社会である。益々自衛隊員になる若者は減るであろう。そうなったら、安倍首相を含めた頭だけ増える、ちょっと意味違うが、その頭数だけを見て「船頭多くして船山云々」の例えになり、、「集団的自衛権の行使」そのものが絵に描いた餅にならないとも限らないのである。まずやる事が逆ではないのか。えっ!安倍さん。