分裂維新 橋下、石原この指止ーまれ その一考

 日本維新の会国会議員団は30日、「分党」の決定を執行部が説明する両院議員懇談会を国会内で開いた。これを受け、石原慎太郎橋下徹両共同代表を中心としたそれぞれのグループは、所属議員の囲い込みへ動きを強めた。衆参両院の62議貝のうち、新党結成を目指す石原氏グループには平沼赳夫代表代行ら約15人が参加の意向を固め、検討中を含めると20人が視野に入ってきた。
 結いの党との合流を目指す橋下氏の支持グループは懇談会後、国会近くのホテルに集合。小沢鋭仁国対委員長によると約40人が参加した。松野頼久国会議員団幹導長ら30人超となるのが確実だ。
 残る15人程度は態度未決定の中間派とされ、中田宏国対委員長代理ら数人は分党で「第3のグループ」を認めるよう求めている。
懇談会では、党分裂を招いた執行部に批判が出た。石ほ氏は「ここに至り申し訳ない。国民や有権者に一番、責任を感じなければならない」と述べた。中田氏は「執行部が分党先を二つに絞ったのはおかしい」と執行部を批判し、再検討と党大会開催を要求した。
 松井一郎幹事艮は懇談会に先立ち、大阪市内で記者団に 「どちらかに所属してもらうのが筋だ。新たなグループを認めたわけではない`と指摘。橋下氏は「二つの党に分かれた後、僕にも石原氏にもついていけないなら、離党しグループをつくればいい」と理解を求めた。
 懇談会後、中田氏は記考団に「新進党がなくなったとき、私は無所属になった。二択でない選択肢はいかようにもある」と訴えた。
 執行部は分党後の所属先について6月5日までに回答するよう議員に呼び掛けている。
日本維新議員の動向
 日本維新の会「分党」に伴い、共同通信社の取材で動向が明確になった所属議員は次の通り。30日時点で、最終決定までに変動もあり得る。(敬称略)
  【橋下氏支持】=32人  〈衆院小沢鋭仁谷畑孝松野頼久松浪健太石関貴史今井雅人、阪口直人、清水鴻一郎足立康史井上英孝伊東信久岩永裕貴、上酉小百合、浦野靖人、遠藤敬、小熊慎司河野正美木下智彦坂本祐之輔、椎木保、重徳和彦新原秀人鈴木望、西岡新、馬場伸幸村上政俊百瀬智之山之内毅  〈参院〉東徹、儀間光男清水貴之藤巻健史
  【石原氏支持】=14人  〈衆院石原慎太郎平沼赳夫園田博之中山成彬藤井孝男山田宏、今村洋史、桜内文城杉田水脈、中丸啓、松田学、三宅博
  〈参院中山恭子中野正志

これ「石原新党20人視野」と題した共同通信の31日の報道記事である。

 野党第一党から滑り落ちる事になった維新、その所属議員たち、皆一様に疑心暗鬼である。アメリカの議員と違って、個人では何の存在感出せないのが日本の議員だ。自ずと周りの形勢と顔色伺いだ。丁度戦国の世に似ている。そりゃあそうだその選択によっては、政治的に死ななければならないからである。本当に必死である。その必死さ、常に国民に向けてれば良いものを。彼らは選挙の時だけである。(何のために議員をやってるかと言う事は、その選挙のためだけである)
 大概の議員は、特にこの維新の議員達は、自民党離党組は別として、金・カンバン・カバンは無いから、政策や信念等よりも、まづ、橋下、石原どちらに着けば有利かを毎日議員の職を忘れて、考えている事だろう。(大笑い)
 私が不愉快なのは、中田宏である。何をごちゃごちゃ言ってるのか。大見得切って、横浜を中途半端に捨て、新党創新党をなるを造り、何もやらないまま、何も出来無いまま、第三極的指向とは笑わせる。拾ってもらえるだけありがたいと思え。
 所属の議員の苦悩解らない訳では無い。石原に着けば、安倍と一緒になり、石原は年でや辞めるろうが、後に着いて行った議員達は、選挙時に自民の公認もらえず、自力で闘わなければならないし、石原と言う人間は冷たい男で、自分だけしか考えない男である。一方橋下は弁護士であるように、原則の男である。ハッキリとした物言いこれが常に付きまとって、軋轢を生む公算大である。そして、金の面倒見無いから、選挙資金は自前を覚悟しなければならない。いづれ取っても苦難の道である。これが私の主観である。それと記事には出ていないが、調べた結果以下になるみたいである。参考になればありがたい。